【銀魂】女隊士と愉快な仲間達８５

４０１３話 ページ32

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神威「あのさ、」



簡易的な食器棚にあった皿と、食料庫にあったお米を全て使い切る勢いでチャーハンのお代わりを止めない神威さんは、怒鳴りながら旦那の口の中にスプーンを突っ込んでいる私を見てようやく手を止める。



神威「二人って、付き合ってるの？」

坂田「ブッ」

「うげ、汚ッ！！」



口内にありったけ突っ込まれたチャーハンを、勢いよく全て私の顔面に吹き出した旦那を蹴り飛ばす。馬乗りになって殴り掛かりつつ「何でそうなる！？」と神威さんに怒りの矛先を向ければ「いや、やけに仲が良いから」と再びスプーンを口に運んだ。



神威「それに、君のココ」



神威さんは旦那を見つめたまま、自身の首筋をトントンと指差す。「そんな格好して特殊なプレイでもしたのかと」なんて笑うから、私はゾッとして旦那の首を見た。



「エェ、旦那！客にやられたの！？それ！！」

坂田「おー、そ、そうだよ、これ客にやられただけだからね！お前、変な勘違いすんなよ！！」

「ちょっと待ってどうして動揺してるんですか！もしかして私の知ってる客？まさかの土方さんとか！？やめてくれよマジかよォ！！」

坂田「ンなわけねーだろ！！あのアレだよ、井手上漠みてェな可愛い男の子が来店したんだよ！！」

「来店してやったんですか！！テメェ旦那コラ井手上漠くんになんてことしてんだァァアアア！！」

坂田「何言ってもダメじゃねェか！！」



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