4011話 ページ30
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残念ながら旦那に百万ボルト光線を出す能力など無かったようなので、結果的に超ド級の失礼男である神威さんを懲らしめることなど出来なかったのだけれど、淡々とソーセージの二本目を咥えている彼に私は聞いた。
「どうして、神威さんが?」
神威「頼まれたんだよ。だから仕方なく。まあ、まさか攫った女がアンタ達だったなんて思わなかったけど」
「そういう趣味、あったんだ」と旦那を見て鼻で笑う神威さんに「そうみたいですね」と適当に同調してみれば、出来なかったはずの百万ボルト光線を私に念力でやってきそうなくらいの鋭い視線を向けて挑発してくるので、慌てて「誰に頼まれたんですか?」と問う。
神威「えっとね、タカサキ?」
「エ"ッ」
神威「そいつが春雨に頼んだんだよ、幾らか積んで。だからそれに従ってるっていうわけ」
まさか本当に高崎の仕業だったなんて思ってもみなかったせいで戸惑いを隠せずにいれば、ソーセージも三本目に突入。しかもこのペースだといつまで経っても腹がいっぱいにならないことに気が付いたのか、五本一気に手に持ち始めている。
「あの、高崎は、今どこに・・・・・・?」
神威「
神威さんはそう言って笑顔で天井を指差したので、思わず息を呑む。その顔を見て「食べたいの?あげないよ」なんて警戒心を剥き出しにするので「ですって旦那」と再び適当にあしらえば、動きにくい服装にも関わらずジャーマンスープレックスを決め込まれてしまった。
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堕天使(プロフ) - 桜匁さん» おはる!!!返信遅くてごめんね、ありがとううう!!!!!もう夏といえば強化合宿、よりも夏といえば金太郎で行きます女隊士は(白目)コメントくれるだけでとんでもなくうれぢいよッ心からいつもあじがどヴと言いたいらヴ、期待に応えられるように頑張りまくるね!!!!!! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - 私に出来るのは、これくらいの事しか無くて申し訳ないけれど、これからも更新頑張って!!! 毎度毎度の如く、応援してます!!! 最後に言わせて下さい。「この小説最高ッーー!! 尊すぎるうううう!!!」()。毎度の長文とお目汚し、失礼しました〜! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - ててて、てんちゃん!!!!! ついに、ついに!! 続編おめでとうございます!!!! 相変わらず、神谷ちゃんが天使。通常運転でニヤニヤしてしまいました……!! 金魚の金太郎(三代目)ですね、私も取りに行きます。(真顔)。 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2019年5月21日 21時