【銀魂】女隊士と愉快な仲間達８１

３８３０話 ページ37

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宿息子「Aさん、遅いっスよ！」

坊や「班長が遅刻するってどういうことだよ！！」

ボウ「んだ！遅刻ばするのてあンれ程言ってたべや！」

アナ「死ね」

夜神「お、お、お、遅い、です･･･！」

「ごめんなさいごめんなさい！！」



本物の容疑者を自供させるのに練習だったなんて言葉は通用しない為に土方さんも参加するのだが、班員からは責められるわ、視線は冷たいわで、この真夏に身体はNウォーム寝具をを求めていた。

アナちゃんに至っては純度百パーセントの罵倒である。



土方「班長なら十分前には来ておかねェとダメだろーが！！」

「お言葉ですが副長！班長だって遅刻する時くらいあると思います！」

土方「言い訳は聞いてねェ！！」

「言い訳では無く、言い分であります！！」

土方「いいかテメーら、残念ながら今日班長は切腹だ！各自スコップを用意しとくように！」

「部下に上司を埋めさせないでください！！」



──と、まあ冗談は程々にして、本題に行かねば。
一日目であれだけ予定を詰め込んだくらいなのだから、勿論永遠と暇など訪れないのだ。好みの女の子のタイプを話したりとかは、していられないのだ。



「被疑者は、今あそこにふてぶてしく座っている男性です。彼はなんと、人様の家に無断で上がり込み、乳製品だけを食べ尽くすという奇行を繰り返しました。証拠品等を駆使して自白させてください」



熟練の捜査官でも、ここまで奇々怪々な事件だと一度は頭を悩ませてしまうだろうが、こちらには証拠が揃っている。問われるのは話術のみと言った所まで絞られているので、今の彼らには好条件の相手。

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