3811話 ページ18
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☆ 近藤side ☆
何事もやってみなければ分からないのが世の常だ。
成長するには挑戦してみなければならないし、一歩を踏み出すというのは人生において欠かせない。それは組織でも同じで、大きくなりたいのならそれなりに色々試すのみである。
松平のとっつぁんが、この先に何を見ているのか。
これから対峙する可能性のある強大な敵に備えて試行錯誤しているのだろうが、正直少々手荒い。もう少しだけ物事の順序を意識して欲しいものだ。こちらからすれば。
土方「百瀬ェ!!お前それでも指導者か!!手ェ抜いてんじゃねーぞ!!」
桃太郎「俺は指導者じゃないっスよ!!まだまだ指導される側で居たい者っス!!され者っス!!」
土方「上に立つ人間が言い訳してどうすんだ!!黙って返事しやがれ!!」
桃太郎「うぅ、はい!!」
早朝七時前だというのに、相変わらずしっかりと腹から声が出ているトシから、一番隊とA班に配属された仮隊士達は合同で指導を受けているのだが、既に涙を浮かべている奴も見える。──流石、鬼の副長。
今回、六名の女性が自ら入隊を志願したのだけれど、その配属先を決めるのには苦労した。女中ではなく隊士として働きたいという意志があるとは言え、刀を握ったことのないような彼女達にいきなり戦場に立てと指示するのは気が引ける。
勿論俺は、幾ら人員不足を補う為だとしてもある程度の条件を満たす者からという大事な線引きをするべきだと、とっつぁんに告げた。しかし、女隊士という存在が増えれば有利に働く事もあると、すぐにその案を却下され、仕方なく頷いたという訳だ。
近藤「上手く行けば良いんだが・・・」
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堕天使(プロフ) - リョさん» ありがとうございます、ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、自分なりに頑張ってみようと決意しました、応援よろしくお願いします、(;;) (2018年10月24日 18時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
リョ(プロフ) - このお話本当に大好きなのでこれからもずっとずっと読み続けたいです(>_<)更新待ってます(^ ^)! (2018年10月24日 0時) (レス) id: 7bd47f200d (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - めええいさん» ありがとうございます、!私も読んでくださる貴方が大好きです、これからもよろしくお願いします! (2018年10月23日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - かんなさん» ありがとうございます…、気長にお待ちください、頑張ってみます! (2018年10月23日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鳥夢さん» いつもいつもいつもいつも、本当にありがとうございます。私も今、めちゃくちゃお腹すいてます、バイト中お腹なりすぎて、お客さんに変な目で見られました、仲間ですね、(違う) (2018年10月23日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2018年10月22日 22時