【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５３２話 ページ21

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沖田「白状してもらいやすよ」

「裏切ったな･･･桃太郎･･･」

桃太郎「今のは完璧に自滅っスよ！！」

「じゃあ自滅って認めるからお前が私の代わりに滅びろよ！！」

桃太郎「とんでもない暴論ですけど！？」

「人はこれを、はいごめんなさい私が悪かったので身代わりはコイツでお願いします状態と呼ぶ」

桃太郎「ただの都合の良い生贄じゃないスか！！」



目隠しと手錠は外せないまま時が過ぎる。

隠し撮りも、事故すらも起こせなかった私達。
映画の続きが見たい純粋なその気持ちが、どこからか悪巧みに転じていったのが間違いだったのだけれど、何となく認めたくないような。

せめて何かを成し遂げる一歩手前までいけば、悔しいう感情でその場を乗り切れたのに、惜しいのおの字も手に出来なかった今、最早残るのは後悔ただ一つ。



沖田「白状しねェならしねェで良いでさァ。そっちを選択するってことで話を進めやす」

「･･････」

沖田「俺が言う言葉を繰り返してくだせェ」

「なんか、ヤな予感しかしない」

桃太郎「･･･腹、括りましょう」

沖田「ワタクシAAは」

「････････････おら、生贄さっさと繰り返せや」

桃太郎「だって、声でバレちゃいますもん！！」

沖田「声以前に、今の会話聞かれてんだからバレる
クソもねェだろィ」



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