【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６９

３２４４話 ページ11

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恒例の、ファミレス。
飲み放題ドリンクバー付きのステーキを選択し、コップに注げるだけ注いだジュース数種類をどうやって一気にテーブルへ運ぼうか悩んでいた。



坂田「いちご牛乳ねえじゃねえか」

「そもそもあそこに無かったんですもん」

坂田「ンだと、ちょっと店長呼んで来いや」

「迷惑クレーマーと同席してるのは嫌なので帰ります」

坂田「待て待て待て待て」



「誰が迷惑クレーマー！？」とこれからいちご牛乳についてガンガン語りそうな勢いを見せる旦那に、ため息を吐く。私は何故彼に呼ばれたのか。甚だ疑問である。

正直、忙しい。彼の無駄な話に時間と労力を使う程暇ではない。それを伝えて本題へと進めようとすれば、ゴホンなんてわざとらしく咳払いをしやがった。



「さっさと済ませて帰りたいので、用件をどうぞ？」

坂田「･･････テメェが、落ち込んでると思っただけだ」

「落ち込む？そんな要素ありましたっけ」

坂田「ばりばりあっただろ！！ほら、パクられてたじゃねェか」

「誰が？あ、旦那が？何やってんですか、下着泥棒ですか」

坂田「何で下着泥棒チョイス！？俺がそんなことしそうに見えんのかよ！！」

「ばりばり見えます、ばりばり」

坂田「ばりばり見えねえよ！！」

「ばりばり言い過ぎてばりばりが分からなくなってきた」



そろそろ「何であの二人の男女はさっきからばりばり言ってるんだろう、煎餅早食い競争でもしてんのか」と思われそうなので、ばりばり禁止法を自分の中でしいた。



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