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3172話 ページ35

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汗をダラダラと垂らしながら、物凄い速さで病院を駆け回った近藤さん。ただのわがまま部下のためにここまでする彼を心から尊敬しつつ、渡された数種類のおにぎりにかぶりついた。美味しいという感情が尊敬を上回った途端に、このパシリ精神はどこで身に付けたのだろうなんて疑問を抱く。

ほぐされた紅鮭の身は、粒が大きく甘い白米との相性が良い。程よい塩味が心地よく舌に伝わってきた。余程お腹が空いていたのか、一瞬で食べ終わってしまう。



「白米だけ渡されるのも嫌でしたけど、ステーキ弁当食べてる人の隣で質素なおにぎりを食べるのも中々に精神的ダメージありますよ」

近藤「残念ながらステーキおにぎりが売ってなかったしなあ」

「まあ、それを探す頃には体調治ってますし、普通にステーキ食べますよね」

近藤「確かに。皆が目覚めたら、食べに行こうか」

「・・・そうですね」



二つ目のおにぎりはツナマヨだった。
王道の具に君臨してやがるコイツだが、私は邪道としか思えない。紅鮭、梅、昆布、様々な具がある中で若者から絶対的な支持を持つなんて。きっと買収をしているのだ。そりゃ美味しいけれども、ね。

最近は、アイディア勝負系の具が増えてきている。たまにコンビニへ出向くと衝撃を受けるので、若干楽しい。・・・・・・そんな事を、タコ男や桃太郎と語ったりもした。



「ツナマヨ、美味しいです」

近藤「そうか、良かった」

「・・・ステーキ、絶対に食べに行きましょうね」

近藤「・・・うん」



だから、早く目を覚まして。



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設定タグ:銀魂 , 女隊士   
作品ジャンル:ギャグ
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爽香(プロフ) - 堕天使さん» ムリーヨ (2018年2月10日 20時) (レス) id: a0739e61e8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 千鳥さん» うひゃ!!記憶力えぐい、私すら覚えてなかったっすよ() (2018年2月10日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 爽香さん» イキール (2018年2月10日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 土方大好きさん» ありがとうございます!まだまだ続けるつもりです!!笑 休みは続けないようにして、ちまちまと頑張ります!! (2018年2月10日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟LOVEさん» ありがとうございます…!毎日更新してた分の息抜きはしたつもりですので、引き続き頑張りたいと思います!道草食ってる時は「あぁ、食ってんなあ」と冷たい視線を送りつつ、女隊士シリーズをこれからもよろしくしてください!笑 (2018年2月10日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使 | 作成日時:2018年1月7日 18時

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