【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６６

３１３３話 ページ44

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沖田の部屋へ写真を撮りに向かったミンミンの馬鹿さ加減に救われて、何とか解放された私。その場に倒れ込んで動けずに居ると「お疲れ」と他人事のように呟いて現れた土方さん。
見捨てられた悲しさと怒りから「死ね」と言ってやれば「まさか夏目にあんな顔があるなんてな」と手を差し伸べてくれる。



「た、立てない･･･本気で立てません」

土方「どうせ残りのプレゼントも俺のおんぶされて配るんだろ」

「やっと乗り気になったんスか･･･遅ェわ」

土方「中途半端な所で逃げ出して悪かった。最後まで付き合ってやっからもう文句言うなよ」

「うぃっす」



無駄に律儀な土方さんに苦笑しつつ、再びサンタクロースになる。こんなに大変な仕事だとは思っていなかった。今度からはミンミンの睡眠を妨害するような真似はやめよう。そうやってまた一つ、学んだのだった。



「桃太郎、ミンミンと来て、次はタコ男なんですけど、もう新たな一面とか出てこないですよね」

土方「だと良いが」

「実は本当の姿はタコで、部屋に入った瞬間「見たなァ･･･！？」って襲ってくる的なそういうの、無いですよね」

土方「それは流石に無いと信じてェ」

「あったらどうします？たこ焼きにします？唐揚げにします？」

土方「何で食う前提なんだよ」



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