【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６６

３１２９話 ページ40

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私が桃太郎の部屋に足を踏み入れる事を何故ここまで嫌がられるのか、予想もつかない。コイツは無断で私の部屋に来て寛ぐくせに。



「取り敢えずもう何でも良いからさ、これ食べてね。メリークリスマス、おやすみ」

桃太郎「あ、ありがとうございます！おやすみなさ･･･」
「と、見せかけてどォオオオん！！」

桃太郎「あ"ァァァアアアアアアアアア！！」

土方「お前ら今が夜中なの忘れてねェか？」



その場から立ち去る振りをして、襖を閉めようとする桃太郎を蹴り飛ばした。後方へ勢いよく倒れていった隙に部屋へ入ってみれば、見られたくない理由はすぐに分かった。
壁の至る所に貼られている私の写真、許可した覚えの無い等身大抱き枕、兎に角内装が私色に染まっている。ストーカー･オブ･レジェンドはコイツだった。



「キッモチワル･･････」

桃太郎「終わりだ･･･もう真選組に居られない･･･」

「仮にも同じ屋根の下で暮らしているのに、よくこんな感じにしようと思ったな。今までバレなかったのが奇跡だわ」

桃太郎「姉貴に嫌われたくなかったけど、バレないように･･･って考えれば考える程、頭から姉貴が離れなくて」

「もう犯罪者の部屋だからね、これ。怖過ぎるんだけど」

桃太郎「嫌わないで･･･姉貴ィ！！嫌わないでください！！」

「うん、ごめん、これ見る前からそこまで好きじゃない」

桃太郎「あ"ァァァァアアアアアアアアアアアア！！」

土方「うるせェわ！！夜中だっつってんだろ！！」



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