【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６６

３１１８話 ページ29

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☆ 土方side ☆



「あっしァ思うんだ･･･今の若ェストーカーは怠けてる。やっぱり真のストーカーはアンタしか居ねェんだってな･･･」

近藤「･･･Aちゃん」

「アンタはさっき言ったな、俺を忘れちゃいないかね？って･･･。あれが本音なんだろ？時間が経つ度に忘れられているんじゃねェかって不安だから、ああ言ったんだろ？」

土方「もう重症だよねそれ、病院行っても治らねェ病気だよねそれ」

「もっとストーカーである事に誇りを持て。あっしァ、アンタ以上のストーカーはこの先も現れねぇと思うぜ･･･」

土方「だとしたら早急に近藤さん捕まえるべきなんだけど」



普段からこの二人の茶番は長い。
今回はいつも以上に長い為、ぶん殴ってでも止めたいところだ。だがノリノリ過ぎて若干引いているので、手すら出ない。



「あっしァ･･････あっしァ、アンタがストーカーしてボコボコにされてる姿がもう一度見てえよ･･･」

土方「結局お前は近藤さんにどうなって欲しいの」

近藤「Aちゃん･･････俺、行ってくるよ」

「近藤さん･･･」

近藤「今日からは心を改めて、ストーカー･オブ･レジェンドとして、な」

「･･････あァ、それで良い」

土方「良くねェエエエエエ！！」



危ない。茶番に飲み込まれるところだった。
我に返った俺は漸く二人を蹴り倒し、ソリに乗せて外へ出た。



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