【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６６

３０９２話 ページ3

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「これってさ、監察の仕事だよね」

山崎「うん、そうだね」

「でもさ、私がやってるよね、今」

山崎「うん、そうだね、偉いね」

「私って、山崎の上司だよね」

山崎「はい、そうです、上司ですね」

「なのに私がこの仕事やってるのは何で」

山崎「知らない」

「私も知りたくないわァアアア！！」

山崎「何故殴るッ！？」



理不尽の極みだと言われようが、私は山崎を殴った事を後悔しない。だって可笑しいから。こんな仕事したくないのに、しなければいけないのは可笑しいから。

敵の素性を調査し、のちに潜入。
潜入は完璧に山崎に丸投げするつもりだけれど、だからと言ってこの調査をかれこれ三時間続けているのだから偉いと思う。



山崎「師走って言うくらいなんだから真選組だって人手が足りないんだよ、暇そうにしてたAちゃんが悪い」

「まあ確かにもう少し忙しいフリをしてれば土方さんに目を付けられる事は無かったかも知れないな」

山崎「この忙しい中、忙しいフリをするのも可笑しいけどね。あと、Aちゃんは既に目を付けられてるでしょ」

「アドバイスありがとう、山崎。今度からは霧吹きで汗を演出して、猫の手も借りたがっている雰囲気を出すよう心がけるよ」

山崎「そんなんだから仕事回されるんだってば」



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