【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６５

３０４４話 ページ3

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☆ とある快援隊隊員side ☆



『坂本辰馬様、お誕生日おめでとうございます。
本当ならば直接誕生日プレゼントをお渡ししたかったのですが、生憎時間を取る事が出来ず、このような形になりました。申し訳御座いません。
来年は陸奥様の時のように地球でお祝いできると良いですね。今からとても楽しみです。

隊員の方々全員に喜んでもらえるような物を精一杯探し、選ばせて頂いたので、場所は取りますが沢山お送り致しました。』



達筆な字でそう書かれているのを見て「えい子じゃのう」と感心した様子の坂本さん。さぞかし素敵な誕生日プレゼントが贈られて来たのだろうと期待を込めながら目線を動かすと、入っていたのは球体が二つと、もう一通の手紙だった。



『宇宙では中々四季を感じる事が少なくなっているでしょう。江戸は現在秋なので、スポーツの秋にちなんでボールを贈ります。
渡り歩く星に広い土地があれば、思う存分ドッジボールを楽しめますよ。身体を動かして、健康にいられますように、祈っております。』


坂本「ドッジボールか！昔ようやった、誰もぶつからんからかなりの長期戦で･･･」

「でも何で二つ何でしょうね？」

陸奥「手紙に続きがあるぜよ」



『スポーツの秋と言っても日に日に気温は下がり、毎日冬が近付いているのを実感させられますので、雪の降らないそちらでも"冬感"を得られるようにボールを二つにしました。縦に積めば、雪だるまです。』



「それって果たして冬感か･･･！？」



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