【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６４

３０２４話 ページ31

.



「土方さんにも沖田にも、いつか嫌がらせをしてやりたいと常々感じていたので、罰ゲーム感覚で出来るし面白い提案だと思います！」

土方「本人の目の前で嫌がらせ宣言すんなよ！！つーか自分で考えたネタなのに罰ゲームだと思ってんならやるんじゃねェよ巻き込むな！！」

「四天王とやるなら罰ゲームのままでした。でも土方さんとやるなら私にとってはご褒美でしかありません」

土方「何なのコイツ！！徹底して性格悪ィんだけど！！」



自分の意見に賛同してくれたからか、とっつぁんはご機嫌だ。本番は五日後に迫っている事だし、今すぐにでも沖田を呼び出し練習を始めたい所なのだが、土方さんはそれを拒絶する。

確かに嫌だろう。嫌に決まっている。大勢の人間を前にしてステージでカッコつけるのだから、メンタルはやられる。おまけに中央に立つ私はノリノリだろうし、更にそれを見てイライラするだろうし。
私にとってはご褒美。土方さんにとっては罰ゲーム。
ならば、土方さんにとってもご褒美と感じるような何かを考えれば、私の満足度も引き上がるかも知れない。



「今年の分のマヨネーズは全額払いますから！」

土方「誰がそんなので靡くか！！今年ってもう一ヶ月ちょいしか無ェだろ騙されねェからな！！」

「なら一年マヨネーズ買い放題でどうだ！」

土方「断る！！何億出されようが断る！！」

「じゃあマヨネーズ工場見学、手作り体験付き！！」

土方「･･････くっ」

「靡いてんじゃねェか！！」



.

３０２５話→←３０２３話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す