＿＿死の鬼姫。【沖田総悟】

７｢自覚｣ ページ10

貴｢…っていう事があったんだけど｣


飛｢この気持ちは何ですか…？って
聞きたい訳…？｣


貴｢うん。そーゆう事｣



昨日のモヤモヤした感情は
何なのかを飛燕に聞いてみた。




飛｢…








恋なんじゃないの…？｣


貴｢ブホォッ｣


飛｢うわっ!?

何してんの!!??お茶、吹き出して…｣


貴｢ごめん、ごめん…

恋だなんて言われたらさー
ビックリしたの…｣


飛｢でも、…いいの？｣


貴｢何がー？｣


飛｢ミツバさんって人から、
奪おうとしなくて…いいの…？｣


貴｢…あの時の約束、覚えてる？｣


飛｢え…？あぁ、うん｣


貴｢殺し屋だから…


守りたい物があっちゃいけない。





自分の為にだけ、殺す。









恋なんかしたら…守ろうとするから…






だから…いい。



自覚したら、この気持ちは…









もう、捨てる｣


飛｢…そっか、



無理しないでよ？｣


貴｢大丈夫。

無理なんかしないよ｣







　









殺し屋は自分の為だけに殺す。









守りたい物はあってはいけない。







　









この世の誰よりも大切な者を

人殺しの言い訳には使ってはいけない









『堕ちるのは自分だけだ＿＿＿』









ただ、ただ、守ってきた先代様との
約束を破る訳にはいけないから。









　









＿＿＿でも、








何で私を真選組と結婚させるように、
遺言に書いたんだ…？







先代様は何を考えていた…？








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お久し振りです！

やっと試験が終わりましたので…
これからも更新頑張ります！！

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