何処だ? ページ35
Aside
神威「A!見てみて!美味しそうだヨ!」
A『はいはい(笑)』
神威「A、今度の戦いは……」
A『了解です。』
神威「A、暇〜?」
A『暇じゃありません。神威さんも暇じゃないでしょ?』(阿伏兎さんに書類任せてるんだから…。)
いつの話だろうか。これは…夢か。カムイ?アブト?誰のことだ?誰なんだ?
でも、全く知らない人な訳では無さそうだ。なんと言うか…懐かしい感覚がある。これは誰の記憶?私の?こんなこと、私の人生の中で、経験しただろうか?身に覚えがないが…。何か、真選組と似た様な賑やかさだ。
神威「これから始まる戦いは、春雨総出の大きな大戦になる。A、生きて帰って来てヨ。」
A『…。えぇ、勿論です。』
次は何だ?戦場?
春雨戦士「うわぁぁぁぁぁ!」
A『危ないッ!』
ドン バンバンバンバンバンバン!
乾いた銃声音が広い星に一瞬の静寂をもたらした。そこで、私の記憶は途切れている。
うっすらと目を開けた。そこは真選組屯所…ではなかった。じゃあここは何処だ?
神威「やぁ、A起きてたの。」
コイツ誰だよ?
神威「誰?って顔してるね。俺は神威だヨ。」
神威…。夢の中に出てきた人だ!
A『貴方は何なんですか?ここは何処なの?』
一番の疑問をぶつけてみた。
神威「俺はAの彼氏さ。ここは春雨の船の中。」
春雨って土方さんが今朝言ってたやつ?それが何で私を?待った、ツッコミ忘れたが、この人が彼氏?ナイナイ。だって私、彼氏いない歴=年齢だもん。←自分で言ってて悲しくなってきたが。
A『何で私をここに連れてきたんですか?真選組を潰すためですか?』
神威「いいや、俺は弱い奴には興味ない。連れてきた理由は、Aが好きだからさ。」
いやいやいやいや!さらっと言ったよ!後者の言葉、イケメンだった!でも…。「弱い奴には興味ない。」って言った?真選組の皆は弱くない。私よりもずっと強いのに。
私は口をキュット結んだ。悔しいのだ仲間を馬鹿にされて。
A「お言葉ですが、真選組の皆は弱くありません。私なんかよりずっと強いです!」
キッと神威さんを睨む。そしたら彼はニヤリと怪しい笑みを浮かべていた。
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作者名:りん | 作成日時:2018年1月28日 18時