朝練ってきついよね。 ページ19
河川敷
A『銀さん、おはようございます!』
銀時「はょ〜」
A『銀さん声小さ!』
銀時「銀さんは朝早いの苦手なんですぅー!万事屋の朝は10:00からですぅー!」
A『ハハハそうですか。早速ですが稽古宜しくお願いします。』
銀時「あぁ、じゃあひとまず撃ち込んでこい。俺は一切手を出さねぇから。」
A『はい。行きますよ…。』
パンバシバシ
私はただ、がむしゃらに剣を振るい続けた。ただ今闘っている相手が銀さんではなく、沖田隊長であるのだとイメージしていた。
銀時「A、剣に迷いがねぇか?どんな悪いやつでも斬るときには斬らなきゃならねぇ。斬るときに迷いがあると強くはなれねぇよ。そんなんじゃ、総一郎君にも勝てねぇよ!迷いを断ち切れ!」
A『…。はい!』
私は薄々感じてはいた。斬ることに迷いがあると。それはあのときの事が原因だろう。この話は誰にも話してはいない私だけの秘密。
A『ンッハァハァ』
銀時「今日はこれくらいか。お疲れさん、A。」
A『ンッハ、ありがとうございました。』
銀時「明日もこの時間、この場所でか?」
A『はい。宜しくお願いします。』
銀時「じゃあな。」
A『さようなら。』
そう言って私たちは稽古を終えた。
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作者名:りん | 作成日時:2018年1月28日 18時