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A「そういえばコナン君」
コナン「何?Aさん」
A「君、また一人なの?さっきいたお姉さんは?」
コナン「僕ね、この上に住んでるんだぁ」
A「この上って確か...」
ーーーーー
コナン君と一緒に外に出て上を見上げると窓にお店に入る前に見た文字が並んでいる。
A「毛利、探偵事務所...」
コナン「毛利のおじさんの所に居候させてもらってるの」
A「へ、へぇー...」
安室「そして僕は、その毛利先生の一番弟子なんです」
安室さんや、いつの間に後ろに。
A「そ、そうなんですね...ところで安室さんお店は?」
安室「それなら大丈夫です。梓さんが戻ってきたので少し外に出ていますと頼んできましたので」
A「左様で...(この人結構自由だな...)ん?そういえば安室さん、今一番弟子って言いました?」
安室「えぇ」
A「じゃあ安室さんって...」
コナン「探偵なんだよ!」
安室「毛利先生の推理に感銘を受けて弟子にさせてもらってるんです」
A「だからか...」
道理で初対面の相手に色々詮索してくる訳だな。探偵か、尚更名字は知られたくないな。面倒な事に巻き込まれても嫌だし。
安室「...どうかしましたか?」
A「探偵と言われると納得というか、安室さんさっき俺について聞いてきてたじゃないですか...だから探偵なら怪しんで聞きたくなるの分かるなと思って」
安室「怪しんでなんていませんよ?ただ純粋に気になっただけで」
コナン「実は僕もAさんと仲良くなりたかっただけなんだ」
A「そっか...」
二人の言葉にホッとしているとまたあの質問が飛んできた。
安室「ところで」
コナン「名字は何ていうの?」
A「...(懲りねーな、コイツ等)」
再度同じ事を聞いてくる二人に頬を引き攣らせていると目の前に一台の車が停った、と思ったら目にも止まらない速さで一人の人物が俺にタックルしてきた。避けたけど。
?「A様〜!!今まで何をしていたのですか!?何処かに行く時は必ず私を連れて下さいと申したじゃないですか!」
A「圭、ステイ」
圭「はい!」
ジジイが(勝手に)付けた執事の圭を黙らせると放心している二人を振り返った。
A「あ、あのー?」
安室「A君って一体...」
コナン「何者...」
圭「無礼ですよ!A様は鷹栖財閥の鷹栖A様ですよ!」
A「はぁ...」
早速、バレました。アホ執事のせいで。
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時