トリプルフェイスは忙しいらしい

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A「あのですね、俺がストーカーされたという訳じゃなくてですね、被害にあっていたお姉さんを助けるためにストーカーを退治した訳でですね、怒られるような事は何も...」


安室「ストーカーにあってようが無かろうが危険なのはどちらも同じだ」


A「...で、デスヨネー...(安室さんんんん！？口調が変わってますよ！！？いつもの優男安室はどこ行ったのぉぉぉ！！？)」


お願いだから、怒るのはいいから、笑うなら目も笑ってくれ。目は口ほどに物を言うって言うくらいなんだからアンタも例外じゃないから笑え。全筋肉目に集中させて笑え。


A「でも大丈夫でしたし...」


安室「本当に？」


A「...あはっ...」


あ、圧がすごいんだけど誰かどうにかしてくれ。


A「...その後、数日は違うストーカーにストーカーされました...」


安室「...ほぉー？」


A「で、でも...捕まえましたので」


安室「そういう問題じゃない」


安室さんが怖い。何かこういう時般若って言うみたいだけどこの人の場合ゴリラだよ、ゴリラ背負ってるよ。何かブツブツ言ってるし...ん？GPS？盗聴器？意味わかんねーよ...怖えーよ。


A「えっと、安室さん...？」


安室「...ん？何だい？」


A「ちょっと喉乾いたので飲み物貰ってきま...」


安室「僕が行くからA君は寝てて。"絶対"動かないように」


A「は、はい...(今絶対強調した)」


安室さんが部屋から出ていくのを見送ると重い溜め息が出た。


A「あの人なんか過保護になってない？お母さんなの？俺ゴリラの息子に生まれた記憶ねーよ？」


やることも無く布団を足でバサバサしてると扉の向こうが騒がしくなった。


A「ん？安室さんがバナナ無くて騒いでんのかな？」


何それウケる。


A「安室さーん、どうかしたんです...か？」


何故かドアを開けた先に全員集合していた。


A「8時だよ！全員集合！」


安室「A君？急に(頭)どうしたの？」


おい、安室透。カッコの中見えてるぞ。そろそろ泣くぞ。


A「あ、バナナが無くて騒いでるんじゃなかったのか...」


安室「バナナ？それよりもA君...髪の毛そのままでいいのかい？」


A「へ？髪の毛？」


何？俺ハゲたの？え、ショックっと思いながら髪を触るがいつも通りの触りなれた地毛だと思うんだけどな。...ん？地毛？


混乱してる俺に安室さんはスマホの画面向けた。


A「あ、ヅラないやないか」

File:32→←if:もしも主人公が薬で縮んだら周りの反応は

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