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廊下を出ると当然さっきのイケメンはいない。
A「にゃーろっ...俺の脚力舐めんなよ...!」
自称陸上部殺しの俺の足からは逃げられないぜ。クラウチングスタートのポーズを取ると走り出した。
A「待てや!そこのイケメン!!」
目の前に見えた黒い背中へ飛び蹴りを食らわした。
?「グフッ...!?」
倒れ込む男の前で仁王立ちしているとずっと持っていたハイネックが腕に絡み付いて物凄く邪魔。
A「あーもうっ!ハイネック邪魔!」
むしゃくしゃしたからイケメンにぶん投げた。むしゃくしゃしたから。
?「...何をするんだ」
A「何はこっちのセリフだ!何で俺の名前知ってんだよ!?俺とあんた初対面だよな?しかもこの見た目でよく俺が鷹栖Aって分かったな?えっ?何、あんたストーカー?えっ、キモ...」
?「待て、君は何を言ってるんだ?男が男をストーカーするわけないだろう」
A「問題はそこじゃねーよ!何で俺の事知ってんだ!?さぁ、吐け!吐くんだ!!ジョー!!」
?「...ジョーって誰だ...?」
A「知らねーよ!!」
イケメン野郎の肩をガクガク揺さぶってるとそいつは急に口元を押さえた。
?「ちょ、まっ...吐く...」
A「吐け!早く吐けェェェ!!」
?「くっ...まさか、ここまでとはな...」
その時俺は何かを察知した、から近くの客室に飛び込んだ。イケメンを踏み付けて。
A「...っ!?ちょっとあんた邪魔ですよ!危険を察知!!」
?「...何なんだ、あの坊やは...っ!?」
俺に踏まれ倒れたイケメンもその何かに気付いたのかダッシュで走り去って行った。
A「(なっ、...俺に負けず劣らずの脚力...!?)」
客室から顔を出し、走り去って行った方向を睨んでいると後ろから禍々しいオーラを感じた。非常に後ろを振り向きたくない。
?「何してるんだい、A君?」
A「(あ、俺オワタ...)」
恐る恐る声のした方を向くと黒い笑顔で後ろにゴリr...般若を背負った安室さんがいらっしゃいました。
A「ど、どうも、安室さん...奇遇デスネ」
安室「奇遇も何も一緒に来たよね。それよりも何か僕に言わなきゃいけないことがあるよね?」
A「えっと、その...」
安室「ん?」
A「勝手に動いてすみませんでしたァァァ!!」
安室「分かればよろしい」
安室さんの有無を言わせない笑顔が怖くて俺はただ土下座して謝るしかありませんでした。あれ?作文?
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時