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安室「さっき蘭さんが言っていたけど殺人事件があったみたいだから僕も様子を見に行くけど勝手にここから出て行かないように。まだ犯人が彷徨いてるかもしれないからね」
A「分かりましたって...それ何度目ですか」
あれから何度も安室さんに客室から出るなと念を押されている。
部屋の扉を閉めるまで出るなよっとおどし...言ってくる安室さんに早く行ってくれと手を振った。
A「さて、暇だし...バレなきゃいいよね...安室さんが帰ってくる前にちょっと探索しよう」
安室さんが出て行った扉を開けて周囲を見渡し、姿が無い事を確認して客室を後にした。
ーーーーー
(〇号車廊下)
A「ここに安室さんは...いないな」
一息付くと帽子を脱いだ。
A「ずっと帽子被ってたら蒸れるな」
ん?前の人も帽子被ってるな、頭蒸れないのかな。禿げるぞ。あれ?あの人さっきの火傷イケメンじゃね?
火傷の男「...」
A「...(怪しい...何でさっきから彷徨いてんだ?もしかして...犯人?)」
男がボロを出さないかじっと見ていると突然扉が開いてそちらに引っ張られた。
A「...うぇ?」
?「危ないからあの男には近付かない方がいいですよ...ね?如月A君」
A「!?(な、なな、何で分かって...)」
?「おや?僕の事忘れてしまいましたか?」
沖矢さん、何故ここに。
A「...」
急いでスマホのメモに文字を打ち込んでいく。
A『如月Aとは誰の事ですか?俺は光(あきら)と言います』
一応安室さんの名字は伏せといた。一応。何かあってもアレだから、一応。
沖矢「ほぉー...」
A「...(え、何...?その長い間は何なんだ!?)」
とりあえず沖矢さんの客室だろう部屋に座らされてるけど正面からこっちを見下ろしてる沖矢さんが何か怖い。
A『あの、沖矢さん』
沖矢「何ですか?」
A『一緒に来た人に内緒で出て来たのでもう部屋に戻ろうと思うんですけど』
沖矢「そのお連れの方の連絡先は分からないのですか?」
A『分かりますけど』
沖矢「それじゃあ知り合いを見つけたから暫く戻らない事を伝えて下さい」
A『戻っては駄目なんですか?』
沖矢「ええ。それに...何故君が自己紹介もしていないのに私の事を沖矢昴と知っているのかも聞かないといけないですしね」
A「...(し、しまったァァァ!!)」
沖矢「さて...どういう事か教えて頂きましょうか?」
オワタ。
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東雲虚 - 続きめちゃくちゃ気になります 更新頑張ってください! (6月26日 9時) (レス) @page40 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ざーさんさん» ご覧になって頂きありがとうございます!腹筋崩壊する程笑って頂けたようで何よりです。アレはちょっとやってみたかったネタだったのでハイスペック店員さんに執行...間違った、実行して頂きました(笑)これからも楽しんで頂けるよ努めますので宜しくお願いします。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさん - 何重にも張り巡らされた罠により見事に腹筋崩壊しました。(主に人工ホラーのあたり)笑いすぎで腹がいたいです。めちゃくちゃおもろいんで更新頑張ってください。 (2020年1月6日 2時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 続いて欲しいね (2019年5月23日 16時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 布袋尊さん» 神ではなかったか〜(笑)面白い入りましたー!ありがとうございます。終わり見えないですが(←えっ)原作で安室さんで続けるまで続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年5月23日 11時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋南 | 作成日時:2019年5月2日 18時