第二十八話:知り合いの知り合いは結局赤の他人 ページ35
その姿が目に入っていた土方も唖然としながらAに問いかけた。
土方「アレ...お前の仲間じゃねーのか？」
A「......」
土方「オイ、目を逸らすなオイ」
A「人違いです」
土方「何で敬語ォ！？」
銀時「A覚えてろよォォォ！！」
Aの発言はビルから落ちた筈の銀時にまで聞こていたようだ。
A「...地獄耳かよ」
土方「とりあえず...」
A「？」
ガシャン(手錠の掛かる音)
A「あ...」
土方「一緒に来てもらおうか」
片手に掛かっている手錠を目前に掲げ、物凄く良い(悪どい)笑顔を浮かべた土方を目にしたAは思った。
A「(あのヅラいつかぶっ殺す...)」
ーーーーーーー
(パトカー内)
土方「...とりあえずテメェが何者かにしろ、事情聴取しない事には返せねーんだわ」
沖田「土方さんあのコンビニ寄ってくだせェ」
土方「寄らねーよ…つうか何で俺が運転してんの！？普通お前だろ！」
沖田「未成年に運転させるつもりですかィ？」
土方「お前免許持ってるだろ！！昨日だって乗り回してもう少しで俺死ぬとこだったろ！」
沖田「そのままあの世までひとっ飛びしててくれてたら良かったんですがね」
土方「何を恐ろしい事言ってんだ！？」
A「おい、M字ハ...M字前髪、コンビニ通り過ぎたぞ」
土方「今ハゲって言おうとした！？絶対言いかけたよな！？しかも寄らねーよ！」
A「言ってねェよ」
土方「少しはこっち見て言え！横向いてんじゃねーか！」
A「おい、茶髪のガキ」
沖田「ガキじゃねェです。沖田総悟ですぜ、グラサンの旦那」
A「グラサンじゃねェ、Aだ」
沖田「あり？容疑者がそんな簡単に名乗っていいんですかィ？」
A「俺はあの爆弾魔とは関係ねェよ。強いて言うならお前らはこっちの方が興味あるんじゃねェか？」
そう言ってAは視界を覆っていたサングラスに手を掛け外した。
土方「なっ...！？」
沖田「...コイツはおもしれーや」
土方「テメェは...高杉晋助！！」
A「人違いだ...ちゃんと前見ろM字」
土方「そんな似てる赤の他人がいるか！？あと呼ぶなら最後まで言え！」
沖田「アンタが他人だって証拠でもあるんですかい？」
A「証拠になるか分からねェが...証言なら取れるぜ？」
土方「は？」
A「とりあえず松平片栗虎に電話しろ」
土方「...え？」
ーーーーー
長らくお待たせしました。
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ひー(プロフ) - あんまん(女)さん» コメントありがとうございます。あ、本当だ(笑)今気付きました。特に意図してなかったんですがね。 (2019年6月20日 23時) (
レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 夜桜さん» お返事遅くなりました。コナンの方まで読んで頂きありがとうございます！この作品を好きになって頂きありがとうございます！色々考えまして暗いままでいるのは銀魂じゃない！と思い続けていくことにしました！なので、これからもよろしくお願いします(笑) (2019年6月20日 23時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(女) - コメント失礼します。タイトルが新婚さんいらっしゃいみたいと思ってしまった。 (2019年6月9日 23時) (レス) id: 93d39c3311 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新ありがとうございます。コナンの方も拝読させていただいてます。私も…最新話読んで立ち直れてません。。゜(ノД`)この作品は大好きなので更新していただければ喜びます…(笑) (2019年6月2日 23時) (レス) id: e3a6416106 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 十夜さん» いつもご覧になって頂きありがとうございます。主人公に煙草...高杉と相対しますね(笑)でも高杉煙草と似合うと思うから良いですね！気遣って頂きありがとうございます...！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございました。 (2019年5月19日 21時) (レス) id: 5d4eb5fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひー | 作成日時：2018年10月2日 21時
