香り2 ページ9
『A、早く行くアル!』
『えぇ?せっかくいい場所見つけたのに...』
『知らないアルカ?こいつは3年のヤンキーアル!
近づいたら危険ネ!』
そう言って、女の手を引き、俺のことを警戒する友人。そんななか、女は、のんきに友人を説得しようとしている。
『大丈夫だよ。眠ってるみたいだし、』
『なにかされてからじゃ遅いんだヨ!』
結局は友人に説得し返され、その場を離れる女たち。
座っていた女が立ち去る瞬間、吹き抜けた柔らかい風とともにやってきた花のような匂いに、一瞬、虜になってしまいそうになった自分に気づかないフリをした。
女に不自由をしているわけではないが、香水臭くない、あんな優しい香りの女がいることに少しだけ驚いた。
また、会うかもしれねェ
なんて馬鹿みたいに考えた。
お久しぶりです。作者の銀皐月です。
長らく、更新もほっといてすみませんでした。
いまだにお気に入り等、してくださっている読者の皆さん、ありがとうございます!!
今回は、高杉とヒロインが、出会う前のお話を少し書いてみました。
変態じみてる高杉も好きです。
ちょっと久しぶりで、いつもよりもさらに見苦しい文章になっていますが、楽しんで頂けると幸いです。
では、また。
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作者名:銀皐月 | 作成日時:2018年2月19日 23時