【銀魂】子育てパパ【其の弐】 (ページ42)

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第92話「有り難迷惑な友人」ページ42

入院して約一週間ちょっと、やっと退院して我が家に帰ってきた
ただいま家！やっぱ我が家が一番だわ！

金時『随分嬉しそうじゃねーの』

銀時「当たり前だろーが」

子供達と十四郎はまだ帰ってきていない
きっと驚くんだろうな、アイツら
なんて考えていたら、ドアをガチャガチャする音が聞こえた
Aかな？総悟かな？十四郎かな？
影がでかいから十四郎だ！

銀時「十四郎ー！」

「むっ！？」

抱き着くと十四郎とは違う感じ
何か少しだけちっせーし、匂い違うし、髪長ぇし
嫌な予感がしつつ、離れて人物を確認

桂「ぎ、銀時貴様…何をするんだいkぶっ」

銀時「テメェこそ何の用だヅラァ…ったく、抱き着き損だ」

顔面を殴られ倒れ込んだまま数秒動かないヅラに冷たい視線を送る
十四郎かと思ったのにお前かよ

桂「ヅラじゃない桂だ……ひ…人がせっかく退院祝いを持ってきたと言うのに…」

金時『ヅラ大丈夫かィ？』

桂「ヅラじゃない桂だ…」

ヅラが退院祝いだと渡してきた紙袋を受け取る
中身を確認するとうまい棒がぎっしり入っていた

桂「「うまい棒」じゃない「んまい棒」だ。ステーキが食いたいと聞いたんでな」

銀時「だからって何でんまい棒ステーキ味？」

桂「病み上がりでガッツリ肉は体に毒だろう？」

銀時「怒るに怒れねェだろーがバカ」

桂「バカじゃない桂だ」

銀時「うるせーよ」

ていうかんまい棒ステーキ味なんてあったの？
まぁ、いいか、有り難く受け取るが子供達のおやつになるだろう