検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:69,911 hit

第55話「考え事」 ページ5

トッシーが現れてもう1ヶ月が経とうとしている
相変わらずアニメみて
普通に仕事して
子供達の面倒までみて
お前何しにきたの?って感じである
今はAを膝に乗せ、総悟を隣に座らし子供向けアニメをみている

銀時「なぁ、トッシーよ」

トッシー「んー?」

銀時「お前、いつまでここにいるわけ?」

トッシー「んー…」

こう聞けばいつも「んー」とか「あー」しか言わねぇ
どうすりゃ十四郎を蘇らす事が出来るかね
流石に本編みたいに寺門通公式ファンクラブなんて無理だよ?
侍じゃないもの
サラリーマンだもの
子供いるもの
そういやトッシーがいるのは首に付けてるネックレスが原因とか何とか
あれさえどうにかなりゃ何とか出来んのか…
考え事をしていたらいつの間にかAが俺の前に立っていた
眉を下げ何かを心配しているような顔だ

A『………』

銀時「どうした?眠いか?」

くしゃっと頭を撫でてやる
コイツはガキのくせによく周りを見ていらん心配する奴だからな
あんま負担は掛けさせたくない

A『またトッシーどっかにやろうとしてるのか…?』

「また」か…
コイツ等にとっちゃトッシーももう大事な家族って認識したんだろうか

銀時「そんな事ねぇよ?Aはさ、お父さんに会いたいと思わねぇ?」

A『お父さん…?』

銀時「そう。アニメ好きでヘタレたお父さんもいいがニコ中でマヨラーでアホなお父さんにも会いたくねぇか?」

何て
子供に聞いて自分の気持ち隠そうとしてるなんざ俺も相当なアホだな
十四郎に一番会いたいと思ってるのは
俺じゃねぇか

第56話「トッシーの悩み」→←第54話「駄々っ子」



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (193 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
267人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2013年7月15日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。