第89話「程良いツンデレなら好き」 ページ39
手術が終わって1日、飯は食えずやる事もなしで死にそうだ
家は金時に任せてっから大丈夫として…
まぁ、こんな日くらいは休めって事かね
ちくしょう、退院したらステーキ食ってやる
もう一回寝てやろうと寝転がったらノックが聞こえた
適当に返事をしたらドアが開いたと同時にウザイ奴が入ってきた
猿飛「ぎぃぃぃぃんさぁぁぁぁぁん!!!!入院って聞いて駆け付けてみたら!!!!何なのちょっと!!!!!!頭が真っ白じゃないの!!!!!!!!」
銀時「元々だっつーの殺すぞ。つーか、何でお前がいんの」
猿飛「銀さんが入院したって聞いたから来たんじゃないの。ツッキーも一緒に…って、あれ?」
月詠がいない事に今気付いたらしいが、最初からいねーけど
つーか俺の上から退いてくんないかな
月詠「止めんか猿飛、病院だぞ此処は」
猿飛「あ、ちょっと何処行ってたのよツッキー」
月詠「これを買いに」
出したのはいちご牛乳
わざわざ俺のために買ってきたってわけだ
気の利く女は違うな
月詠「水分くらいは摂れるじゃろ。ここは病院だし、もし死にかけても心配ありんせん」
銀時「怖ェこと言うなよ」
猿飛「アンタったらとんだツンデレ女ね、銀さん振り向かせようったってそうはさせないわよ、このアバズレ」
月詠「誰も振り向かせようなんて思っとらんわ」
銀時「あのー…喧嘩なら他所でやってくれませんかね、非常に迷惑なんですよ」
月詠「すまぬ、長居したな。帰るぞ猿飛」
猿飛「帰るなら勝手にしなさい、私は銀さんと一bぶべらっ」
一向に俺の上から退かないさっちゃんを月詠が鉄拳を喰らわせる
静かになったさっちゃんを引きずる
月詠「邪魔したな」
銀時「別に、ありがとよ」
月詠「フン、元気になったら顔でも見せに来い」
とんだツンデレ女だな、やっぱりアイツは
第90話「これは坂田家の挨拶です」→←第88話「助っ人現る」
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作者名:憐 | 作成日時:2013年7月15日 23時