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第80話「告白ライバル宣言」 ページ30

あぁ、銀さん
銀さん銀さん銀さん
今日も素敵よ銀さん
上(天井)から見る銀さんも素敵だけど
たまには横(押入れ)からも見たいわね
ん?あ…またアイツね
土方十四郎
あー、あんな奴に微笑むなんて
銀さんの子供は私の子供だから可愛いけど
あの男が邪魔ね
別に勝ち目なんて気にしてないわ
私の愛は本物であることは確かだもの
それにしても何なのよ、アイツ銀さんの何なのよ
馴れ馴れしいわよ、ちょっと
あ、銀さん仕事行っちゃったわ…
子供達も学校なのね
アイツ一人…はっ…チャンスだわ

猿飛「ちょっとアナタ」

土方「うおっ!?またテメーかよ!どっから湧いて出た!」

猿飛「アナタこそいつまでここにいんのよ!」

土方「はぁ?ここは俺の家だろーが!」

猿飛「ここは銀さんの家よ!」

土方「いきなり出てきて何なんだテメーは!」

何って、アナタを追い払いに来たに決まってるじゃない
銀さんのためにアナタも監視してたけど外を歩けばバカみたいな女達が集まって
それで銀さんを幸せに出来ると思ってるの?
銀さんだけを見なさいよ
もっと銀さんを…

猿飛「何で銀さんはこんな男なんか…」

土方「あ?」

私の方がもっと銀さんを大切にするのに
気に入らないわ

猿飛「気に入らないわ!何なのよ!アナタ銀さんの何なのよ!」

土方「さっきから何言ってんだよ」

私には無関心なのに
無愛想なくせに好かれてんじゃないわよ
私の方が

猿飛「私の方が銀さんを愛してるんだから!」

「なぁにやってんの?お前」

猿飛「!?」

銀さん!?
き、聞かれた!
仕事行ってたんじゃ…

土方「銀時のこと愛してるんだってよ、良かったな」

銀時「俺モテ期キタ?もっと可愛げある子がいいな」

猿飛「な、なな何よ…!二人して私をハメたのね!?ひ、酷いわ!」

銀時「いやハメてねーし、お前が勝手にハマっただけだし」

猿飛「土方さん!アンタのこと別に許したワケじゃないから!めちゃくちゃ憎んでるから!それじゃあサヨナラ!」

銀時「お前アイツに何かした?」

土方「いや何も」

あーー
結局邪魔者はまた追い払えなかったわ
でも、何か、別にいいや
言いたい事が言えたから

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作者名: | 作成日時:2013年7月15日 23時

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