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第63話「捨てられた動物は拾ってしまう主義です」 ページ13

銀時「あのな、A」

Aの目線に合わせてしゃがむ
もう言われることはわかっているのか頬を膨らまし完全に怒っている

A『……むぅ…』

銀時「わかってんなら最初から拾ってくるんじゃねーの」

土方「でもどうするんだ、また捨てるわけにもいかねーだろ」

銀時「それもそうだよなァ…」

未だにAの後ろに隠れている天人を見る
考えていると十四郎が何かを思いついた

土方「なぁ、下に預かって貰うのはどうだ?バーさんの所なら1人増えようがかまわねーだろ」

銀時「いいかもな、それ」

その言葉を聞いて安心したのかAと天人が顔を見合わせて笑った
さっそくババアに交渉しに行く

銀時「バーさんいるかィ」

お登勢「何だい、アンタ…まだ店は開いてないよ」

銀時「そうじゃなくてだな、コイツ、預かってもらえる?」

グイグイっと天人を前に出す
バーさんがカウンターから出てきて天人をじっと見る

お登勢「どうしたんだい、この子」

銀時「Aが拾ってきてよ…ウチじゃ無理だからバーさん所にって連れてきた」

お登勢「キャサリンと同じ人種かい?にしては随分可愛いじゃないのさ」

銀時「だろ?店の手伝いやら何やらとこき使ってやってくれ」

お登勢「まぁ…人手が増えるのは助かるけどね…」

悩むバーさんにAが言った

A『なぁ…いいだろー、かわいいぞ、おれもいっぱいお店の手つだいするから』

ほーら、可愛い孫が頼んでんぞ
どうするよ

お登勢「し、仕方ないね…こんな子供一人にさすのもね…」

A『やった!ありがとバーさん!』

お登勢「バーさんって何だい」

とりあえず、この天人の居場所はババアの所に決まった
そしてコイツの名前はA命名「やた」
今はキャサリンやたまより人気があるそうな

第64話「妬かせたい衝動が出た」→←第62話「また拾った」



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作者名: | 作成日時:2013年7月15日 23時

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