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沖田くんと別れ、私はアオギリへ急ぐ
と、その時すれ違った人がハンカチを落とした
私はハンカチを拾って落とした人を追いかける
貴「落としましたよ」
「あ・・本当だ・・ありがとうございます」
私は固まった
振り返って照れ臭そうに頭をかいたのはカネキだったから
金「・・あの・・なにか・・?」
眉を下げて首をかしげるカネキ
いや なにか違う・・?
カネキだけど違う人だ
私はその時気づいた カネキがアタッシュケースを持っている事に
貴「・・ど・・して」
私はアタッシュケースとカネキの顔を交互に見た
頭がごちゃごちゃになってくる
「サッサン! いこーぜ!」
サッサン?
金「あ、うん ハンカチ ありがとうございました」
カネキはペコッと頭を下げてさっき名前?を呼んだ人の方へ行った
貴「あ・・・っ」
引きとめようとしたが出来なかった
だって生きてる世界が違った
アヤトが言ってたのはこれを知っていたからなのだろうか
カネキを見ると知らない人と笑っていた
私はあれを壊すとこだった
壊す前に気づいてよかったよ
カネキが幸せならいい
笑っているのなら・・・それで
________________________________
私はアヤトに抱きついた
後ろのガラスにはアヤトが両手を挙げて固まっているのがうつっていた
貴「ごめん・・・なさい」
絢「・・会ったのか?」
私は頷く
するとアヤトは何も言わずに頭を撫でてくれた
貴「馬鹿な話だよね 喰種が捜査官を探してたなんて CCGに喰種がいるなんて 喰種を殺す奴らのはずだろ・・? だけどさ・・・カネキ笑ってたんだよ 一緒に居た奴らと」
絢「A」
私は笑った
自分を笑った
絢「・・さぁな」
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帰宅部 - 浦。(うらまる)さん» 許可ありがとうございます! (2016年7月24日 20時) (レス) id: b4ad7c9340 (このIDを非表示/違反報告)
浦。(うらまる)(プロフ) - 帰宅部さん» 全然okですよ…! (2016年7月24日 18時) (レス) id: 3de756600d (このIDを非表示/違反報告)
帰宅部 - 浦。(うらまる)さん» すいません!今気づきました!かっこいいし可愛い・・!小説に載せてもいいでしょうか? (2016年7月24日 17時) (レス) id: b4ad7c9340 (このIDを非表示/違反報告)
浦。(うらまる)(プロフ) - 雑でごめんなさい!!そしてこんな夜中にごめんなさい! (2016年7月24日 1時) (レス) id: 3de756600d (このIDを非表示/違反報告)
浦。(うらまる)(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/5/9/35993904f5ff2690131c65f7a35f5cfc.jpg 普通ver. (2016年7月24日 1時) (レス) id: 3de756600d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帰宅部 | 作成日時:2016年6月22日 23時