【銀魂】坂田銀時が好きすぎて 短編集２？！

禍福は糾える縄の如し 1 ページ9

ピピピピ



重い体を起こして見る




38.5℃



A「......風邪ひいた」




しかも今日はお祭りで




一緒に花火を見る約束をしていたというのに




最悪だ



A「流石にこの体調じゃいけないなぁ」




感染したら嫌だし




今なら死んでもいいかもしれない




こんなにショックなことあるだろうか




どこにもぶつけられないこの気持ちを




私はどうすればいいのかわからない




とりあえず連絡しないと



『ごめんなさい、今日の花火大会だけど、風邪をひいてしまって行けそうもないです、本当にごめんね』



A「あああああああああ！！」



この日のためにダイエットをして



新しい浴衣を買ったのに




一体どんな罰ですか




夏なのに寒いし



頭ガンガンするし



本当最悪



もういい！寝よう！色々考えてしまう！！！




..........





ピンポーン





インターホンの音で目覚めた




今何時...？？





うわ、もう17:30？！




どんだけ寝てたんだ私




寝ていたおかげで少しは体調もよくなっていて




誰がいるかわからないドアの方へ行く




A「どちら様ですかー.....え」



銀時「A？！大丈夫か？！」




目の前に


大好きな人がいた




え？



なにこれ夢？



自分の頬を思いっきりつねってみたが




A「夢じゃない...」



銀時「風邪ひいて頭おかしくなったか？！熱は？！」



私の両頬に手を当てる銀さん



突然触れられて体温が上がったように感じる



A「あっ！さっきより下がったかもです！///」


銀時「お前、早く寝てろって！俺のことは気にしなくていいから！！」


グイグイと背中を押され、ベッドに強制送還



銀時「なんかいる？ポカリとゼリーと冷えピタと保冷剤買ってきた」



A「いや、銀さんそこまでしなくていいよ？！感染るから！早く帰って...「バーカ、病人は安静にしてなさい」



私のおでこに冷えピタを貼って


起き上がった私をいとも簡単に布団に戻す



ひんやりして気持ちいい


銀時「風邪引いた時くらい甘えろよ」



心臓が爆発してしまいそうだ




あぁダメだ



絶対今顔赤い


A「ありがとう...」



布団で半分顔を隠して誤魔化した

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