貴方達、礼儀を弁えなさい！ (ページ10)

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「私の過去。瞳子監督、受け入れてくれますか……？」ページ10

先{今日は転入生がいるわよ―＾＾}
クラス≪おぉ―っ≫

これは私が小学3年生の頃の話です。

先{じゃ、入ってきて？}
ガラッ
A{城野守Aです。よろしくお願いします！}

この頃は、皆と仲が良かったんです。
特に、今はいませんが美紀とは。

また数ヵ月後、転入生が来たんです。
その子の能力は＜透視＞で、私の能力を見られてしまって。
「＜創造＞＜破壊＞を同時に持つ者は災いをもたらす。」
そんな伝承が受け継がれていたんです。
そのことを知ったみんなは次第に私を避けはじめ、
最終的には虐めが始まりました

―――――――私は、虐めが始まってから、
今まで秘かに練習していた能力を嫌煙し、憎悪の念を持ちました。
天は私に味方してくれなかった。
ずっと、天上の神を信じていたのに、裏切られたようで、
憎悪、嫌悪、さまざまな感情を持ちました。

味方してくれたのは守護霊と美紀、美紀の家族だけで、
母様や父様さえも私を嫌悪し、面倒を看てくれなくなったんです。
面倒は美紀の家族が看てくれたからよかったものの、
私の精神は限界に達していたんです。

限界に達したのは中２の春、丁度進級した時でした。

今までの話では分からないと思いますが、
私はこの世界の住人ではありません。
別世界の住人で、この世界は私がいた世界ではアニメとなっています。
これは事実であり、真実です。

それから、私が神の愛でし子だと知ったのは中１の冬です。

別世界に戻りたいとは思ってませんが、
美紀と美紀の家族には会いたいと思っています。
人間で私に親切にしてくれた、唯一の家族なんです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「私の過去をどう捉えるかは自由です。ただ、私は同情なら要りません。
　むしろ、同情するぐらいなら蔑まれ、見下された方が断然いいです。」

―――――――瞳子監督。
この私の過去、受け止めてくれますか？
それとも、

　突き放しますか―――――？

＊＊＊＊＊＊＊作者の部屋＊＊＊＊＊＊
銀「今回私は頑張ったよ！」
A「私しか出てないじゃないですか。
　美紀と瞳子監督は名前だけですし。」
銀「うっ。
　まぁ、気にしない気にしない！」
A「(ジト目)……まぁいいです。

　では、また次回！」