*prologue* ページ2
_第●●回壁外調査時_
『開門ッ!!』
この言葉と同時に前の大きな門が開く。
馬が走り出す
____
目的地へ着いた
今回の壁外調査の目的は、
巨大樹の森〜草原までのルートにいる巨人を討伐する。だ。
ここら辺は奇行種がものすごく多い
その中の特に多い部分を、僕達、リヴァイ班で討伐するのが今回のプランだ。
__まさか、この今回の壁外調査で僕がこの世界から消えるなど・・・
ザシュッザシュッ
(人1)「(前方に二体の奇行種!!でも、僕ならいける!)」
ザシュッザクッ
流石僕だ。そう自分でも言ってもいいほどの腕だとは思っている。
奇行種を二体同時に削いでやった。
まぁ、まだ周りにうじゃうじゃいるわけだけど・・・
(人1)「(あっ!あの兵士、あのままでは巨人に!)」
ギュイーン
急いで兵士を助けに行き
ザシュッ
巨人のうなじを削いだ
兵士「!!(人1)さん!ありがとうございます!」
(人1)「いいんだよ^^大丈夫かな?」
兵士「はい!大丈夫です!」
(人1)「そっか、それなら良かった^^じゃあ、僕は行くよ、無理はしないでね。」
兵士「はいっ!!」
流石僕だ
もう20体は超えるほどに削いでいたところ・・・
キャァァッ
この声は・・・ぺトラだ!!
急いでぺトラの元に向かった。
だけど、もうぺトラは巨人の口の中に入りそうなところ。
ぺトラはこっちに気付いたようで、何かを訴えようとしている
でも、今更助けてもどちらかが喰われるか・・・
本当は僕はこんなんで死ぬのは嫌だ。
だけど・・・僕はぺトラに何度も命を救われた、僕が調査兵団になる前から・・・
そういえば、その恩返しもろくにできてなかったっけ
だったら・・・
(人1)「おりゃぁぁぁぁッッッ!!」
ドンッ
巨人の指に思い切り刃をさしてぺトラを救った。
ぺトラ「(人1)ッ!?」
だから、代わりに僕が巨人の手の上にいる。逃げられない。
_・・・もう、食べいいよ
__・・・死ぬ覚悟はいくらでも
___お兄ちゃん、ありがとう
_ぺトラ・・・僕の分まで生きて・・・
_リヴァイ兵長・・・_
そんなことを強く思っていた。そしたら自然と涙がでてきた。
その涙が巨人の手にポトリと落ちた時、
巨人がすごく悲しそうな顔をしたのが分かった気がした。
巨人「ゴ・・・メン・・・ネ」
(人1)「いいんだ・・・^^」
だんだんと視界が揺らいでいく
視界が暗くなっていく・・・
__next story_
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽてちっぷす(´・ω・`) | 作成日時:2014年5月8日 18時