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◇隠れ黒龍No.6◆ ページ8

『…ま、いっか。君が僕と同様の魔法使ってるのは分かった。で、媚び売るつもり?』







ライア「なわけー!俺と組まね?って話しに来た訳ー。俺さ、いっつもボア君と組んでるシャダウィンさんが羨ましくてさぁ!信頼出来るオトモダチが居るって羨ましいじゃん?ほら、他のやつって信用なんて出来ないわけ!頭の出来が悪い人(バカ)が多いからさぁ一緒に組もうよぉ!ボア君も一緒に!」








…信用出来ないためもう一度スリアを唱えて言ってもらう。








ライア「俺もそろそろ信用して楽しく暮らしたい訳よ。だから、楽しむ為には信頼出来るオトモダチが欲しいんだよねぇ。ね、シャダウィンさん、俺とオトモダチ…なってくれる?」







『…信頼出来るかは分からないが、そういうことはボアと判断してやることにしている。だから、これからボアの所に行くから一緒に来るといい。』







ライア「お、マジ!?行く!一緒に!」







目を輝かせて着いてくるライア。…幼い言動が少しボアと似ていた。
…僕とライアはボアの居るであろう教室へ向かっていった。







教室に入ると、ボアが男の群れ(?)を蹴り倒しているのが目に入った。







『何してんだボア』






ボア「あ!アヤカー!今ね、此奴らアヤカの事殺すとかほざいてたから逆に殺してやろうかと!」







…ヘタレ王よ…何しているんだ…。









『僕の獲物に何してんのボア。あ、ボア…僕らと仲良くなりたいやつ連れてきたんだけど。』








ボア「んぉ?あ!ライアくん!」







ん?ボアの知り合いか?









ボア「ライアくんは俺の友達だから信頼出来るぜアヤカ!」







『そっかい。ならいいんじゃないかね。…ボア、頭に虫ついてる』







ボア「ううううううそ!?ドコドコ!?取ってぇぇぇぇ!」






『うん、嘘。』







本当こいつは虫のことになると騙されやすいな。面白いからいいのだが。







ボア「もー!本気でビビったじゃん!」







ライア「クハッ、本当ボアは虫大っ嫌いなのな」







ふむ、これなら信用してもいいのかもしれない。







『…スタン…これからよろしく。』







ライア「えー、名前でいいよー俺もアヤカって呼ぶから!」







ニシシ、と笑って握手をしてきたので、握手し返すと、ボアが嬉しそうに笑っていた。









◇◆

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設定タグ:オリジナル , 吟狐 , 隠れ黒龍   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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さいだー - ア…好きぃ… (2020年9月4日 23時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吟狐 | 作成日時:2020年7月10日 10時

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