【実況者】あの地味子、実は【wrwrd】 (ページ40)

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涙が頬に伝う様子を見てか、新人生徒会が驚いた顔をする。

チーノ「そんなに、嫌なん？泣くほどなん？」

『嫌。私は一緒にしたくない！君達が嫌いだ！さっさと私の前から消えてくれ！』

傷付けたくない、僕のせいで傷おわせたくないんだ……分かってくれ。

『私もう不死魔校行くから！着いてくんなよ！』

僕はそう言い、屋上から飛び降りた。
すぐに影の中に入り、不死魔校に移動した。あぁ、今日は可笑しいな……こんなに涙脆いなんて……いつもならありえない。

◆チーノ side◆

あんなに嫌がられるとは思わんかった。あんな泣かれるくらい嫌がられてたんやな。

俺は笹谷先輩が居なくなってしまった屋上から出て生徒会室に向かった。

生徒会室に行くと、シャオロンさんの声が聞こえ、ぴくとさんの「ｽﾞﾙｲｯｽﾖｫ」が聞こえた。
何事かと生徒会室の前で聞いていると、笹谷先輩の事で話しとるようやった。

シャオ「笹谷はあんま一緒に仕事出来んかったけど、彼奴ホンマに苦しんでるんや。解放したってや。」

グル「嫌だゾ！彼奴はやっと仕事に集中してくれるようになったんや。今解放したらもういちごで釣れんくなる」←

ぴくと「その代わり俺が一緒に居れるんでそこは感謝します」←

なんか、ぴくとさん……笹谷先輩に懐きすぎでは？笹谷さんに惚れたって本気なんかな……？
やとしたらライバルやん……嫌や。←

ゾム「お！チーノやん！そんなとこでどうした？」

チーノ「やっぱ笹谷先輩を生徒会から抜けさせた方がええんやないかー思うてたら生徒会室に来てました(？)」

ゾム「は？ｗ」

そんな反応するやろな……俺もよくわからん事言うてるの分かっとるから←

ゾム「てか、チーノも笹谷の泣き顔見たんか！？」

ぴくと「え！？何それズルい！」←

シャオ「やから、ぴくとさん……シリアスですって」←

シャオロンｗそれはメタいでｗ

チーノ「……笹谷先輩の泣き顔見ましたし、嫌いだとも言われました。多分君"達"と言われたんでぴくとさんも入ってるんやないですか？」

俺がそう言うと、ぴくとさんは落胆した。

◆