【実況者】あの地味子、実は【wrwrd】 (ページ23)

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◆21限目◆ ページ23

◆ひとらんらん side◆

…笹谷さんが窓から飛び降りて行ってしまったから俺らは歩いてゆっくり生徒会室に行くことにした。

ひと｢てか、グルッペン…何で笹谷さんを生徒会に入れたの？｣

オス｢あ、それ俺も気になるめぅ！｣

グル｢……彼奴が俺らに興味なかったのと授業出ていないのに毎回学年トップやったからだゾ！｣

コネ｢え、彼奴学年トップやったん！？何者なんや彼奴！｣

確かに、笹谷さんは授業に出ていないのに学年トップだった。そこがもう可笑しい。

オス｢彼奴絶対人間じゃないめぅ。｣

他全｢それな！｣←

本当それな。頭がよすぎる。

ゾム｢せや、俺笹谷と少しずつ仲良くなろうと思うねん。めっちゃかっこよかったから｣

ひと｢かっこよかった？何かあったの？｣

ゾム｢彼奴な、この前綺麗な回し蹴りをヤクザに喰らわせたんよ。めっちゃその時かっこよくてな！マジ、見たら惚れるで！｣

グル｢マジか…彼奴何者なんだ…。｣

確か、運動系苦手って最初の自己紹介言ってた気がするんだけど。
まさか、嘘？

オス｢あ、生徒会室着いためぅ！｣

気が付けば、生徒会室に着いていた。
扉を開けると大量の資料の山を片付ける笹谷さんと、何故か明後日の方を見るシャオロンが居た。

トン｢え、ちょ、シャオロン！これ、誰がやったんや？｣

シャオ｢笹谷や。アカン……此奴人外や｣←

『人外って失礼だね君。てか、君もその期限切れる資料終わらせたら？今日の１時までだろう？』

シャオ｢あ！やばい忘れてた！サンキュー笹谷！｣

てか

ひと｢いつの間にそんなに仲良くなったの。｣

鬱｢特にぴくとさんね｣

ぴくとさんが異常なほど笹谷さんに懐いている。

『仲良くしてない。目、腐ってんじゃない？』

ひと｢は？｣

コネ｢ちょｗアカンてｗ笹谷謝りや！ｗ｣

『やだね。何で僕が謝らないとダメなの。』

イラッとしたから俺の得意な回し蹴りを喰らわせようとしたけど……

『不人気ポメとぴくとはうすに当たる。辞めろ。』

と言って、俺の蹴りは笹谷によって止められた。他の皆は目を見開いて、笹谷さんを見ていた。

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