検索窓
今日:2 hit、昨日:20 hit、合計:1,185 hit

ムサシside ページ33

そんな事もやってたなと思い出に浸りながら

酒の買い出しに行くとスマホがなった
画面を見ると「半田桃」と出ていた

『もしもし?』

半田『緊急事態だ!手短に話す!』

珍しく焦った口調で嫌な予感がした

レイ?ジューゴ?どちらかに何かあったのか?

半田『今!レイが吸血鬼化している!上空にいないか調べてくれ!ジューゴはレイと一緒にいる!頼んだぞ!』

そういうと俺の返事を待たず切られてしまった

ぞわりと嫌な悪寒がした
なんで?なんでこうなった?
今世ではエルフ達(あいつら)はいないのに
俺がいないとこでなんでそんな事になってるんだ?

頭の中でぐるぐると思考が回る

『……ッ!レイ達を探さなきゃ』

あの時みたいに手遅れになる前に
今度こそ、あの笑顔を失わないために

翼を出して空に飛んだ

空から見ると退治人や吸対の奴らが懸命に探しているのがわかる

すると前から同胞の気配を感じた

遠目からでも分かる……レイだ

『レイ!!』

15『ッ!?ムサシ!!?』

ジューゴがレイにお姫様抱っこの状態で抱えられてるのが見えた

ジューゴが落ちないようにしっかりと捕まえてある
まだレイの意識がわずかながら残っている証拠だ

俺は勢いよくレイ達に飛びつき行動の制限を試みた

レイ『……ッ!?ぅぅぅ』

レイの様子がおかしかった

15『さっき変なクスリ入れられたんだ!注射器で!』

するとレイは一瞬の隙をつき
ジューゴを俺に渡してきた

15『ッ!?レイ!!』

俺はジューゴが落ちないようにしっかりと受け止めたが
レイは意識が朦朧としてる中どこかへ行こうとしていた

『待ってくれ!レイ!!』

すると強い同胞の気配がこちらに来た
レイも同胞の気配に気づいたのか動きを止めた

?『全くドラルクから知らせを聞いて来てみれば』

15『アンタは……ドラルクさんとこの親父?』

?『ドラウスだお嬢さんには以前世話になったからな』

15『新宿で迷子になってたドラウスさんか!?』

ドラウス『言うんじゃない!///全く少し彼女は催眠もかかっている』

『催眠…!』

クスリの効果か?

するとドラウさんは猫騙しをレイにやるとレイは気を失い落下しそうになったのをドラウスさんに支えられていた

ドラウス『まさか君の彼女だったとは』

『……どこかであった事ありましたっけ?』

ドラウス『まぁ君が小さい頃だったから覚えてないのも仕方ないさ』

『?』

ドラウス『君の母君ドは古い仲でね』

『俺の母は今タピオカ店やってますけど』

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←ムサシside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年8月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。