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リンside
放課後になり
寮では夕食は各自で取るらしく寮に料理人等いなかったのを思い出した
(各自でって事は、自分で作るか買わないとか)
キッチンには誰もおらず
両親が仕送りで野菜等を送ってくれたので料理する事にした
肉じゃが、食べたいな…
1人分を作る予定だったのについ作りすぎてしまった
？「誰かいるのか？」
「あれ？シルバー君じゃん」
シルバー「なんだ、レイか」
「ちょうどよかった、夕食作りすぎて困ってたんだよね…たべる？」
シルバー「…いいのか？」
「うん、料理残り冷蔵庫にいれるのも面倒だし洗い物もすぐに終わらせたいし」
シルバー「そうか、じゃあ頂こう」
ほかほかとした料理がシルバーの目の前にある
温かな匂い
初めての料理のはずなのに懐かしい様なそんな感じがした
シルバー「初めて見る料理だ…」
「極東の家庭料理だからね〜、その煮物、肉じゃがっていうんだよ」
シルバー「…美味しい…！」ボソッ
するとシルバーは目元を押さえてしまった
「ど、どうしたの！？味薄かった！？え！？もしかして口に合わなかった！？」
するとシルバーは両手を掴み
シルバー「これからも料理を作ってほしい！」
「え？」
落ち着かせたシルバー君は寮に尊敬している先輩が実は激マズの料理を作っては食べさせてくるらしい
家では激マズの料理を作る父親がいて
逃げ場が無いらしい
二人とも料理を作るのは嫌いではないので笑顔で出されると断り切れない
「シルバー君も料理覚えたら？」
シルバー「それもそうなんだが、俺は急に眠ってしまう体質らしく、料理の途中で寝ないか心配なんだ」
「レンジで簡単な料理できるけど教えようか？」
シルバー「！いいのか！？」
「部活とか仕事でいないときは無理だけど空いてる時間だったらいいよ」
シルバー「感謝する！ありがとう！」
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作者名：笹 | 作成日時：2024年2月12日 6時
