「老人は大切にしましょうね」 ページ41
銀時「行くぞ」
新八「えっ帰るんですか?」
A「いいえ、簪の持ち主捜し続行です」
新八、神楽「「ええっ?」」
銀時「いいか?昼間にいちご牛乳を飲み過ぎて
夜中にトイレに行きたくなったとしよう
しかし布団の外は寒い布団から出たくない
しかし尿意は強まる一方だ
懊脳煩悶葛藤一大決心をしてトイレに行く
便器の前に立つ取り出す!発射!この解放感!
このために生きてきたとさえ思える瞬間だ」
周りの人がこっちみてますよ
めっちゃ恥ずかしいですね
銀時「だがそこで気づく
俺がいるのはトイレじゃない布団の中だ
太ももに広がる生暖かい感触だが止まらない
止められない!そう言うもんなんだよ何事も
それが真のいちご牛乳なんだ分かったか!」
神楽「いちご牛乳!」
何に心打たれたんです?神楽ちゃん
新八「つうか…」
人々「「いちご牛乳!」」
え、私だけですか?心に来てないの
「「いちご牛乳!いちご牛乳!いちご牛乳!いちご牛乳!」」
えっ?怖い、めっちゃ怖い
――――――――
新八「つってもこんなどこにでもある簪どうやって調べればいいんだか」
神楽「いいアイデアがあるネ」
そう言って神楽ちゃんは定春の鼻に簪を近付けていますね
なるほど犬に捜させるわけですか
大丈夫でしょうか?
あのおじさんがずっと持ってたわけですから
臭いが混乱しそうですけどね
神楽「見つけたらかじり放題ネ定春」
新八「おい!流石にムリでしょ!…つうか“かじり放題”って何?誰を?」
神楽「ニヤリ」
新八「ニヤリじゃねえっつうの!」
――――――――――
新八「50年も経ってるんだにおいなんて残ってるわけないって」
神楽「分からないアルよ綾乃さんもしかして体臭キツかったかもしれないアル」
新八「え〜っ?体臭って…青少年の甘酸っぱい夢を
サラッと打ち砕くなこの酢昆布娘」
銀時「いやいや安心したまえ新八君別嬪さんってのは
大抵理屈抜きでいい匂いがするもんですよ
Aがいい例だ」
それ私の匂いがいい匂いと言いたいんですね?
ありがたいですね
銀時「いや…でも別嬪のくせに体臭きついってのも…」
新八「マニア?」
銀時「いやいやいや…完璧な女より逆になんかこう燃えるっつうか
そそるもんが…うん?
…ておい!お前家に戻ってきてんじゃねえか
散歩気分でシャランラヘイかバカ野郎!」
定春「ハァ…ハァ…」
A「ここにいるんじゃないんですか?」
銀時「いやいやまさか」
新八「まさかね」
「完璧な女はやはりダメなのでしょうか?なにか弱点を作った方がいいのでしょうか…ブツブツ」→←「私のお金は銀時のツケや家賃などで全て無くなっちゃうんですよね」
12人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤いエンジェル | 作成日時:2022年9月11日 3時