ニジュウイチ ページ21
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私をベッドの上で抱きしめるのは急に現れた元恋人。なにがあったの?なんて聞かない。
ただ互いを求め合うただの獣になる
晋助には私がいなくちゃダメで、私も晋助がいなくちゃダメ。そんな依存染みた関係終わったはずなのに
朝日が差し込んで見える晋助の瞳は真っ直ぐに揺れてる、私はその瞳をまっすぐ見つめてその唇に噛み付くようなキスをした
晋助は瞳を閉じてゆっくりと優しく私の身体を慣らして行く、その快楽に時折声をあげるも私は晋助の唇を離さない。
高杉「…Aッ」
晋助が唇を離して私を呼ぶとそれが合図のように私たちは繋がる、愛の戯言も蒸れるような感情も忘れただ私は快楽に身を任せるだけ
ふと、晋助の手が私の首筋を触る。嫌でも出てくる銀髪男、それを見た晋助は顔を歪めると否や肩や胸、見えないところに嫌と言うほど痕をつける
高杉「お前さんは、俺のもんだ」
そんな声が聞こえてくるも疲れていた私は久々にした行為と快楽に溺れ意識をうしなってしまった。
ふと目が覚めるとお昼過ぎ、全裸のままの私とその横にある晋助の羽織。
晋助の姿はなく、分かっていたけど少しの虚無感、、だけどあいつがこんなもの忘れるわけがない。
むず痒い感情になりつつもその羽織をバレないようにぎゅっと抱きしめ浴室に行く。
A「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁあ!!!!」
私が目にしたのはあらゆる場所にある赤い華。晋助が異様なまでに私に固執していたのは覚えてる、覚えてるけど!!こんなんじゃ仕事できないって!!!!!
どうしよう、どうしよう、と頭を悩ませるとピコンと一つの提案。着物、着てみようかな
あれだと腕も胸元も隠せる!こんな歪んだ愛情いらねぇっつーーーの!!!
早速電話をかけた先は着物屋さん、配達は少し料金が高くなるけど、運んでくれるらしい。本当によかった。
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nami - とても面白かったです。続きがぜひ見たい!!! (2022年8月2日 9時) (レス) @page21 id: 6e23f91cf4 (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年5月8日 18時) (レス) @page21 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぎゅうにゅう | 作成日時:2022年4月11日 1時