第六話 三兄弟、曇天に立つ ページ8
罪人)...いってーな...
あいつ強ぇが手加減されてたみたいやなぁ
おいそこの小僧何処の女かしらねぇが女に守られているなんざたかがボンクﾗやなぁ
お前次男やろ曇天の長男は恐ろしく強いて聞いたわ
おっガキの癖にええ刀持っとるやんけ始めっから抜いてとかんからこうなるんや
空丸)それにさわるな
罪人)安心せぇ
儂が高くうったるさかい
空丸てめっ
罪人)ほんま長男も可哀想やなぁ
こんな荷物2つも抱えて
宙太郎)天兄はオイラ達の事を荷物なんて思ってない！
罪人)いうてへんだけやろ
このご時世食うのにいっぱいいっぱいや
金も稼げんお前らなんて足でまといやね
ははっ
当たりか？
弟二人がこれや
長男もたかが知れとるボンクラなの
宙太郎)ガブっ(罪人の腕も噛む)
罪人)〜〜〜〜でぇぇええええええええええええ
宙太郎)おまふぇが天兄のなにぉしっふえふんふぁ
(お前が天兄の何をしってるんだ)
罪人)このガキが！！
宙太郎)空兄っ
罪人)調子こいてんちゃうぞぶっ殺したる！！！
護り刀を抜く
罪人)へ？錆びとる･･･？
空丸)それは曇家代々の護り刀だ
人を斬るためのものじゃねぇ
何で俺に?
この刀は誰も殺めない守るための刀だ
きっとお前を護ってくれる
そんでいつか大きくなったら今度はお前が護ってゆけ家族も神社も曇の名も
曇天の下の全てを
大丈夫 お前は俺の弟だ
俺を超えて見せろ
罪人の腕も掴み
俺の誇りに触るな
宙太郎)空兄
宙太郎の頭を撫でながら
空丸)ごめんな宙太郎
刀を差し出し
罪人)！
空丸)お前が侍だって云うならその戯言俺が砕いてやる
罪人)ーーー殺すっ
俺の中の兄貴はいつだって背中を向けている
絶対振り返ったりしてねぇ
弱音すら吐かない背中を望んだのは俺の目標だ
超えてやる
曇神社曇家次男空丸参る
見ててくれ
罪人)二刀とかアホか
思い刀がガキの片腕で触れるか
弾き飛ばしてやる！！
なっ (罪人の目の前にいき)
空丸)だてに毎日刀振ってねぇよ
これで空丸どうだ!!
罪人は倒れ...
空丸)お前が倒れてお前が侍を語るな
強くてでかくて誇り高ぇ
俺の知ってる侍はそんなムカつく男だよ
宙太郎)空兄ィー
スゴイッス！！
空丸)喜んでねぇでさっさとこいつ縛り上げるぞ！
宙太郎)一瞬天兄みたいだったっス
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★九尾★(プロフ) - 、さん» すいません！外すの忘れててご忠告ありがとうございます (2018年2月8日 20時) (
レス) id: 706fc2b23d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月8日 19時) (レス) id: 73b31c3ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曇 九尾 | 作成日時：2018年2月5日 22時
