第三話 三兄弟、曇天に立つ ページ5
天火)黙っててやるから誠意を見せな
手でお金と表している天火
空丸)兄貴!!
天火)何だよ！俺はこの仕事だけじゃ生活費が苦しかろう
天火が話している横で天火を褒める宙太郎...
空丸)だからって恐喝はちがうだろ！
天火)俺は裕福な暮らしがしたい！！！
空丸)叫ぶな 恥ずかしい
仕方ねぇ行くぞ宙太郎
宙太郎)っス！！
宙太郎と空丸が出ようとすると
ピシャン！！と行き良いよくドアを閉める天火
空丸)何やってんだ！
天火)お前らは駄目
さっき連れてってやっただろ今回はお兄ちゃんに任せなさい
空丸)俺だって曇家の次男だ
罪人を獄門所に送り届ける義務がある
天火)ぶっおお 何一丁前に義務とか言ってんのお前 かっこぉいw
宙太郎)オ オイラも
オイラも天兄の役に立ちたい！
そっと宙太郎の頭を撫でる天火
天火)出来もしねぇ事言うな
てか埋まってろ
空丸)兄貴！
天火)しつこいぞ
足でまといはいらねぇ
警官)いいんですか？凄い睨んでましたけど
天火)うそー今日の夕飯がしんぱいーー
警官)それにしても滋賀ってずっと曇ってますよね
警官2)、あ 俺も思った なんでですかね
警官)あの言い伝えって本当なのかな
警官2)言い伝え？
警官)この地では三百年に1度空が曇るんだと･･･
それが大きな禍の前兆らしいぞ
警官2)いやいやまさか
警官)分からんぞ この神社に祀ってる大蛇と何か関係してありしてな！
ねっ 天火さん！
天火)お前ら後で金だせよ
警官 警官2)えっ
まだ言ってたんですか!?
天火)にひひ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
兄貴はいつもそうだ
白子)あいつは大事な事は全部やるから
昔は違った気がする
いつからだ
親父とお袋が死んでからか
もう覚えてねぇや
｢足でまといはいらねぇ｣
空丸)子供扱いしやがって
白子)天火にとってはまだ子供だよ
空丸)悔しいです
兄貴に勝てない事が
兄貴に頼ってもらえない事が
それにAさんの事だって
宙太郎が物心ついた頃から俺達は兄貴に育てられてきた
空丸)分かってるんです
この仕事には危険が多い
兄貴が突き放すようないい方するのはまだ俺らが守られているからだ
白子)空丸･･･
空丸)この刀･･･兄貴に貰ったんですよ
先祖代々伝わる曇家の宝刀だって
なんで俺に？
空丸)認められた気がしたんだけどな
ーーーーーーーっ
やっぱりじっとしてられねぇ!!
空丸)宙太郎！
ドアを開けると埋まってる宙太郎
空丸)何してんのお前ぇぇ!!!
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★九尾★(プロフ) - 、さん» すいません！外すの忘れててご忠告ありがとうございます (2018年2月8日 20時) (
レス) id: 706fc2b23d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月8日 19時) (レス) id: 73b31c3ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曇 九尾 | 作成日時：2018年2月5日 22時
