【ワールドトリガー】守備無用 (ページ9)

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射手勝負！ランク戦です！ページ9

『先輩いつでもいいですよー。』

「おーう。よし、じゃあまずは小手調べだ。

メテオラ‼」

真っ直ぐにAへと向かうメテオラ。

普通はシールドを出すが

『メテオラ!』

Aはシールドは使わない。

メテオラ同士がぶつかり合って小さな爆発を起こす。

「!おっとそう来たか…!」

爆発の煙の中から弧月を持ったAが飛びだした。

「つーかお前射手勝負したいっつってなかったっけ?なに弧月使ってんだよ。」

『いんですよ!どうせ馬鹿正直に射手勝負やっても勝てませんから!』

「あっそう。」

よく分かってんじゃん。と笑った出水から次に攻撃が来る事が読み取れた。

しかしAは退かずに突っ込む。

「バイパー」

『アステロイド…じゃ、防げませんね』

ぴょんと近くの家と家の間に身を隠す。

『ふぃ～…危ねえ危ねぇ…;

アステロイド+アステロイド』

「ハウンド」

『!』

追尾機能のある「ハウンド」。

『わー、やべ!』

容赦なく家を破壊して追って来る。

『はいできた!変化炸裂弾、行って来い!』

出水の方へ放つと普通に避けられた。

『マジすか…ヤバい。アイツには近距離中距離戦は無理だ。

うん、遠距離戦で戦ろう。』

見つからないよう家の影に隠れて走る。

が

『くっそ!またハウンドかよ!ハウンドばっかに頼んなクソ!自分で来いや‼』

愚痴を言いながらもなんとかハウンドから逃げ切る。

それでも避けきれなかった所からトリオンが溢れた。

『うわ～…結構深手だわコレ…まぁ瞬殺じゃないだけ凄いよね、うん。

よし、特攻責めだ。』

「隠れてばっかだなアイツ…仕方ない、もっかいハウンド飛ばして…」

屋根の下から感じた気配に上へ跳ぶ。

屋根を破壊して弧月を振るうA。

『チィッ‼』

『アステロイド!』

弧月をしまうと空中で受け身の取れない出水に放つ。

しかしシールドで防がれた。

『まだまだ行きますよー!』

続けて拳銃型トリガーで一回撃ってシールドで防がせる。

一瞬シールドが消えた。

『ほらっ、まだガードしてないと‼』

そこに弧月で一突き…