二十四話 ページ26
「(…でも､もし仮に此処が異能空間だとしたら納得がいく)」
おそらく修哉と名乗ったあの人が異能を使って私を逃さないようにこの空間を作ったのだろう
随分手の込んだ事をするなぁ…
この異能から抜け出すには本人と対峙するか､異能を破って無理矢理外に出るかの二択しかない
だが無理矢理出る場合､私の異能では絶対に破ることはできない
必然的に､アイツともう一度会うしか方法がないのだ
「…どう､すれば」
どうにか会わずにこの空間を突破する方法は本当にないの？
…とりあえず､この空間の端に行こう
空間を作ったという事は範囲があって､尚且つ限られた広さがある筈
「ゴホッ…急がないと」
みっちーも多分私の事を探してると思うし早くこんなとこ出て安心させないと
再び顔を前に上げると私はラストスパートで廊下を駆け出した
走って､走って､とにかく走って
もう脚の感覚が無くなりそうになった頃､突然顔に激痛が走った
痛みが走ると同時にその反動で後ろにひっくり返る
「い"ッ!?」
痛む顔を押さえ､何にぶつかったか確認すると其れは透明な壁だった
「…ケホッ､ビンゴ」
とりあえず端まで来れたから良しとしよう
途中で邪魔とかされなくて良かった…
「…ところで､何時まで上から私を見てるのかな？覗き見されるのはあんまり良い気分じゃないんだけど」
「あれ？バレてたの」
「アイドルやってたら厭でも視線には敏感になるからね､其れより早く出てきなよ」
そう云って私は天井を見上げ強く睨みつけた
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?*｡?神??*｡(プロフ) - すごく関係ないと思いますが、立原くん…いい嫁になるよ（？） (5月5日 16時) (
レス) @page30 id: 21074ec137 (このIDを非表示/違反報告)
道影 - 其れでも､私はこの作品を完成させたいと思っていますし一応ネタのストックもまだ沢山あります｡私自身高校生で忙しいのもあり更新が遅く少しずつしか書けない状況ではありますがどうかこの作品を好きでいる皆様､気長に更新を待ってもらえると幸いです｡ (1月1日 22時) (レス) id: ac79b64178 (このIDを非表示/違反報告)
道影 - 天然石さん» 更新止まったままですみません､元々私が飽き性で物事を続けるのが苦手なのもあり中々更新が進められず手詰まり状態でした｡正直ここまで続くとも思って無くて最早この作品が30話程埋まっているのが奇跡に近いです (1月1日 22時) (レス) id: ac79b64178 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ずっと更新止まったままなのですが (1月1日 11時) (レス) @page36 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
雨音 淡桜 - すみませんが、もしかして「魔入りました！入間くん」ご存知ですか？番外編の文章が酷似していたので……。私も入間くん大好きなんです！ (12月20日 22時) (レス) @page30 id: e6a1afaa78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：道影 | 作成日時：2023年8月14日 0時
