ひとときの恋【高杉晋助】

愛する ページ38

A「緑先生、」


私たちが見た景色はボロボロに焼け落ちる

寺子屋だった




20年前のあの時のことが鮮明に

思い出されてしまう、、


嫌なのに思い出したくないのに


思い出してしまう


きっと永遠についてまわる記憶


貴「あぁっ」


緑「Aさん、落ち着いて


ここには、僕がいます


僕が貴方を絶対守りますから」




高「ほぉ、その女守れんのか？」




後ろを振り返ると
晋助の姿があった


貴「ど、どうして晋助が...」


容赦なく飛んでくる刀がやけに

遅く感じた









緑「どうしてここが分かったんだ？









高杉晋助








この人は俺が守るって言ったろ？


俺は守れないことを言わねぇんだよ」





高「わりぃがおめぇさんはここで消えてもらう


少しおいたが過ぎたんじゃねぇのか？」





緑「ほぉ、そうかそうか

おいたがねぇだが関係ないやつ巻き込んで
楽しぃか？人殺しわよォ」





高「はっ、それはてめぇだろ



亜緑(あつか)、


よくあの星から脱走できたな


けどその脱走生活ももう、しめぇだ｣




亜緑「その名前久しぶりだなぁ



でもその名前も、

てめぇもここでおさらばだ」

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