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大学の講義は、どうしても自分の興味が向けられるもの全てで構成されているわけではない。


すべからくして?であるからして?そうして?...


この教授の口癖は、して?だ。


暇も極めてくると、口癖を数えだす。5分間に20回もして?って言ったな。この教授は世界からその2文字ないし3文字が消えたら、どうするだろう。

そんなくだらないことだが、何か頭を働かせておかないと睡眠という異次元の世界に飛ばされてしまう





ポケットからラインの通知音が鳴る



「大我さん...」



机の下でこそこそと、それを開く





"お疲れ様。今日お店行くね"




客だ。ちゃんと、客だ。べつに必要に迫られていないところで連絡先を交換したのだから、てっきりそれ以上の関係になるとばっかり思っていた





"ありがとうございます。お待ちしてます"






今日は美容院に行ってから、バイトに行こう。少しパーマとか当てなおしたりしてね。気づくかな。いやぁ...そこまで俺に興味ないか





「早くおわんねぇかな...」




忙しい日のバイトなんか、ラストまで入ってもあっという間なのに



なんでこの1時間半はとんでもなく長いんだろう。誰か、魔法とか掛けたりしてる?

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設定タグ:松村北斗 , 京本大我 , きょもほく   
作品ジャンル:タレント
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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年8月3日 22時

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