検索窓
今日:1 hit、昨日:56 hit、合計:85,223 hit

...16 ページ16

「お待たせお待たせ」




その声に顔を上げる




「大我...さん」





「やっほ。びっくりした?」




びっくりどころじゃないよ。心臓飛び出るかと思った。しかも紺のスーツがいやに似合ってて





「しゃ、社長だったんですね、」



努めて冷静になろうと手元を探す





「ねぇ高地、この子顔見て喋んないでしょ?」



「あ、そうだねぇ...確かに」



「ちゃんと顔見て喋んなきゃだめだよ、」



「...はい、」




...何いきなり説教されてんだ俺。こう言う仕事してると一定数いるんだよな、説教してくる奴。将来は考えてんの、とかさ。そんなもの俺の勝手だから放っておいて欲しい。顔見ないで接客しててもクビにされてないんだからそれが答えじゃん。成立してんだよ。

なんかサーっと気持ちが冷めていくような気がした。...冷めてく、というのはもともと熱されていたということか?それはそれで気持ち悪いな、俺






「...ごめん、説教とかうざかったよね。忘れて。」



「表情わっかりやすいなぁ。絶対大我が怒らせたじゃん。てかお前が他人に謝ってんの久しぶりに見たわ」



「うるせぇ、コーチはあっち行ってて」




ユウゴさんは"はいはい、"と呆れたように笑ってその場を離れていく

...17→←...15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (217 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
773人がお気に入り
設定タグ:松村北斗 , 京本大我 , きょもほく   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:向日葵 | 作成日時:2022年8月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。