【39】センラside ページ2
し「おぉ…すげぇ。センラさん見てみ。crewがいっぱい並んでるで。」
志麻くんの呼び掛けにスマホから顔を上げると、彼は楽屋の窓から外を見ていた。
促されるままに別の窓から外を見てみると、確かに主に若い女の子達が長蛇の列を作っている。
セ「これは…凄いですね。ほかの会場も結構並んでましたけど、それとは比べ物にならないくらいの人ですね。」
し「な!やばいよな。これだけの人を相手にライブするんやで。」
さ「お!何何?そんなに人がおるん?」
セ「おるよー。ほれ。」
坂田に場所を譲って外を見せてあげると「すげー!」と嬉しそうな声を上げた。
う「おーい。外を見るのはいいけど、先に飯を食うぞー。今のうちにエネルギーを蓄えとかねぇと。」
し「せやな、飯食うか。坂田ー、窓閉めとけよー。」
「了解や!」と言って坂田が窓を閉めているのを確認してから、俺も席につく。
リハを一旦止めて、今はご飯休憩に入っている。
事前に用意されていた弁当を頬張りながら、Aは今頃何しているだろうかと思考を巡らせる。
さ「あーあ。Aのダンス、見たかったなぁ。」
セ「お前、まだそれを言うんか…」
さ「だって見たいもんは見たいんやもん。」
不貞腐れながら弁当を食べる坂田。
それにしても、「もん」って…25歳の男がそんなん言っても可愛くないぞ。
し「でもさ。体育祭終わったら、本格的に勉強に集中しだすから、今までみたいに毎日連絡するってことは出来なくなるやろうな。」
う「邪魔するわけにはいかねぇからな。」
「分かってるけど、やっぱり嫌やぁ」と嘆く志麻くん。
その隣でうらたんは「我慢我慢」と、冷静に声をかけている。
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八重桜(プロフ) - ゆみかさん» 初コメありがとうございます!やはりうらさんでしたか…(白目)教えて下さりありがとうございます!更新は遅めですが、頑張ります! (2020年3月12日 3時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみか(プロフ) - 初コメ失礼します!確かうらさんって読んでいた気がします!とっても面白いのでこれからも頑張ってください! (2020年3月8日 13時) (レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - そらるなさん» コメントありがとうございます!楽しんで貰えたようで嬉しいです!これからも更新頑張っていきます! (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - over the rainさん» いつもコメントありがとうございます!無事に更新できました(汗)これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
そらるな - 最初から見ました! すっごく面白かったです。 更新頑張ってください! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 4a84e506c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月23日 4時