検索窓
今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:128,229 hit

【39】センラside ページ2

し「おぉ…すげぇ。センラさん見てみ。crewがいっぱい並んでるで。」


志麻くんの呼び掛けにスマホから顔を上げると、彼は楽屋の窓から外を見ていた。
促されるままに別の窓から外を見てみると、確かに主に若い女の子達が長蛇の列を作っている。


セ「これは…凄いですね。ほかの会場も結構並んでましたけど、それとは比べ物にならないくらいの人ですね。」

し「な!やばいよな。これだけの人を相手にライブするんやで。」

さ「お!何何?そんなに人がおるん?」

セ「おるよー。ほれ。」


坂田に場所を譲って外を見せてあげると「すげー!」と嬉しそうな声を上げた。


う「おーい。外を見るのはいいけど、先に飯を食うぞー。今のうちにエネルギーを蓄えとかねぇと。」

し「せやな、飯食うか。坂田ー、窓閉めとけよー。」


「了解や!」と言って坂田が窓を閉めているのを確認してから、俺も席につく。

リハを一旦止めて、今はご飯休憩に入っている。
事前に用意されていた弁当を頬張りながら、Aは今頃何しているだろうかと思考を巡らせる。


さ「あーあ。Aのダンス、見たかったなぁ。」

セ「お前、まだそれを言うんか…」

さ「だって見たいもんは見たいんやもん。」


不貞腐れながら弁当を食べる坂田。
それにしても、「もん」って…25歳の男がそんなん言っても可愛くないぞ。


し「でもさ。体育祭終わったら、本格的に勉強に集中しだすから、今までみたいに毎日連絡するってことは出来なくなるやろうな。」

う「邪魔するわけにはいかねぇからな。」


「分かってるけど、やっぱり嫌やぁ」と嘆く志麻くん。
その隣でうらたんは「我慢我慢」と、冷静に声をかけている。

【40】センラside→←※必読※



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (127 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
403人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

八重桜(プロフ) - ゆみかさん» 初コメありがとうございます!やはりうらさんでしたか…(白目)教えて下さりありがとうございます!更新は遅めですが、頑張ります! (2020年3月12日 3時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみか(プロフ) - 初コメ失礼します!確かうらさんって読んでいた気がします!とっても面白いのでこれからも頑張ってください! (2020年3月8日 13時) (レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - そらるなさん» コメントありがとうございます!楽しんで貰えたようで嬉しいです!これからも更新頑張っていきます! (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - over the rainさん» いつもコメントありがとうございます!無事に更新できました(汗)これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
そらるな - 最初から見ました!  すっごく面白かったです。  更新頑張ってください! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 4a84e506c1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月23日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。