【14】坂田side (9/11修正) ページ22
さ｢それなら、ライブ会場に行ってみよ。俺らもついて行くからさ。｣
『え…？』
俺がそう言うと伏せていた顔をあげる女の子。
その目は潤んでいて、今にも泣きそうになっていた。
し｢ちょっ、坂田。それはまずいって。今はまだバレてないみたいだけど、浦島坂田船だって気づかれたらどうするんだ？｣
さ｢でも、あの子泣きそうになってるんやで？志麻くんは放っておけるの？｣
し｢そうだけど…｣
小声で俺に話しかける志麻くん。
俺が反論すると志麻くんは言葉を濁らせた。
『あの、心配してくださるのは有難いんですけど、そこまでして頂くわけには…』
さ｢でも一人やと不安やろ？それに昨日落し物を拾ってくれた恩があるし、手伝うで。そうやろ、涼太くん！｣
し｢え！？あぁ、まぁ。こんなに暗いのに、女の子一人じゃ色々とまずいからな。｣
志麻くんに本名で呼ぶと、一瞬戸惑いつつも答えてくれた。流石まーしぃや！
さ｢そういうわけやから渉さん、千歳。一緒にライブ会場まで行っていい？｣
う｢どうせはなから行くつもりなんだろ？聞く必要ないじゃん、それ。｣
セ｢まぁ涼太くんの言う通り、女の子一人じゃ不安やからな。｣
うらたさんはため息は吐きながら、センラは苦笑いを浮かべながらOKを出してくれた。
さ｢そういうわけやから、一緒に行こ？｣
『いや、でも…』
女の子はオロオロしながら答える。
まぁ、いきなり知らんやつに言われたら困るよな。
どうしたら大丈夫だって伝わるかな？
あ、そうや！
さ｢俺、
う/し/セ｢！？｣
後ろでうらたさん達が驚いてる気がするけど無視。
信じてもらうには、まず俺たちのことを知ってもらった方がいいよな。
というか、さっき俺思いっきり名前呼んだし。
『あ、えっと。私はAです…よろしくお願いします、優さん。』
女の子、Aちゃんは面食らったような顔をしてこちらを見ている。
Aちゃんか、ええ名前やな。
さ｢うん、よろしくなAちゃん。
あ、ほら渉さん達も自己紹介せな！｣
うらたさん達は顔を見合わせたあと、渋々口を開いた。
う｢俺は
し｢俺は
セ｢俺は
『よ、よろしくお願いします。』
そう言って頭を下げるAちゃん。
礼儀正しいなぁ。
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八重桜(プロフ) - 坂田家@ななみさん» 突然の告白ありがとうございます(笑)楽しんでいただけているようで嬉しいです。ぜひ充実した青春をお過ごしください(( 頑張って更新していきます！ (2019年9月22日 18時) (
レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
坂田家@ななみ - 好きです(((唐突 いつも楽しみにしています！ 私はまだ中学2年なので青春はこれからなのだｸﾞﾍﾍ(((殴 これからも頑張ってください! (2019年9月22日 12時) (レス) id: 2a6ac8898b (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - もこ。さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようで、とても嬉しいです！自分もあまり青春らしいことを経験してこなかったので、せめてここでは…と思い、楽しんでいる夢主さんを書いてみました。ちゃんと完結できるように更新していきます！ (2019年9月19日 4時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
もこ。 - 初めまして。自分は学生ではないのですが、ウキウキとしてしまいました。青春というものをしてこなかったので、最初からキュンキュンしてしまい、夢中になって虜になりました！これからどんな風に進むのかが楽しみで、唯一の癒しになりました。応援してます (2019年9月18日 19時) (レス) id: 180e559c34 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているようで何よりです！コールのご指摘もありがとうございます。後ほど修正いたします！ (2019年9月17日 18時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重桜 | 作成日時：2019年9月4日 4時
