【4】志麻side ページ11
う｢それで？そんな難しそうな顔しながらスマホと睨めっこして、どしたの？｣
少し心配そうにこちらを見るうらたさん。
…そんな顔をしていたのか。
自分じゃ全く気が付かなかったな。
し｢あ〜…。いや、別に大したことじゃないよ。ただ、まぁ…昨日の子のことをちょっと調べてて、な。｣
セ｢あぁ、あの女の子ね。何か出てきましたか？｣
し｢いや、なんも。一応言いふらしてないかエゴサしたけど、特に騒いだりしてなかったわ。｣
さ｢じゃあ、やっぱあの子はええ子なんやなぁ。｣
ニコニコしながら嬉しそうに体を揺らす坂田。
納得したように頷くセンラさん。
う｢ま、単純に気づいたてなかっただけかもしれないし、そもそもcrewじゃなかったかもしれない。とりあえず、今のところ心配する必要はないってことだよな？｣
し｢そう思ってて大丈夫だと思う。｣
｢そっか、｣と言ってうらたさんは坂田のところに戻り、再び坂田とじゃれ合い始めた。仲良しかよ。
ふと視線を感じ、そちらに視線をずらすと俺のことを見ているセンラさんが。
し｢センラさん、どした？｣
セ｢ん？あぁ、いや。あの子の名前だけで聞いておけばよかったなぁって、そう思ってな。｣
し｢…センラさん、あんな感じの子が好みやったん？｣
セ｢違うわ。誤解を招くことを言うなや！｣
し｢ごめん、ごめん。でも、なんでそう思ったん？｣
笑いながら否定するセンラさん。
俺も笑いながら謝る。でも、なんで名前？
セ｢…あの子、ええ子やったからな。そのせいかは、知らんけど、もう一度会えたらなぁって思ってな。｣
そう言い終わるとセンラさんは自分のスマホに視線を戻した。
…名前、か。
そういや聞いてなかったな。
まぁ、短時間だったから当たり前といや、当たり前だけど。
センラさんとの会話で、改めて気になりだしたあの子。
また、会えるだろうか？
ｽﾀｯﾌ｢そろそろメイクの方をお願いします｣
四人｢はーい｣
ノックをして楽屋に入ってきたスタッフがそう伝える。
そっか、もうそんな時間か。
俺たちはそっと立ち上がると、準備に取り掛かる。
ライブ開始まであと少し。
今は、目の前のことに集中するとするか。
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八重桜(プロフ) - 坂田家@ななみさん» 突然の告白ありがとうございます(笑)楽しんでいただけているようで嬉しいです。ぜひ充実した青春をお過ごしください(( 頑張って更新していきます！ (2019年9月22日 18時) (
レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
坂田家@ななみ - 好きです(((唐突 いつも楽しみにしています！ 私はまだ中学2年なので青春はこれからなのだｸﾞﾍﾍ(((殴 これからも頑張ってください! (2019年9月22日 12時) (レス) id: 2a6ac8898b (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - もこ。さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようで、とても嬉しいです！自分もあまり青春らしいことを経験してこなかったので、せめてここでは…と思い、楽しんでいる夢主さんを書いてみました。ちゃんと完結できるように更新していきます！ (2019年9月19日 4時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
もこ。 - 初めまして。自分は学生ではないのですが、ウキウキとしてしまいました。青春というものをしてこなかったので、最初からキュンキュンしてしまい、夢中になって虜になりました！これからどんな風に進むのかが楽しみで、唯一の癒しになりました。応援してます (2019年9月18日 19時) (レス) id: 180e559c34 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているようで何よりです！コールのご指摘もありがとうございます。後ほど修正いたします！ (2019年9月17日 18時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重桜 | 作成日時：2019年9月4日 4時
