検索窓
今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:38,502 hit

怒ってる? ページ21

「恋、か…」

私はとりあえず一人になりたくて屋上に来ていた

正直、私が恋をするとは思わなかった
私は、恋愛とかには無縁の生活をしていたからそんなことはないと思っていた

でも、実際に初恋をした。しかも相手は先生。

自分でも、バカだと思う。こんなのは叶う叶わないの問題でもない気がする。
世間からしたら、生徒と先生がそういう関係になること自体ダメなんだから…


「どうしてこうなった…」


?「ん?どったの?」


「…うわっ!?ちょっ、先生!!びっくりさせないでください!!」

目の前には、先生の顔が…。

というか、めっちゃ近いんだけど…。


銀八「知らねぇよ。お前が勝手にビビっただけだろうが」

「うわっ、さいてー」


銀八「うるせぇよ。それよりも、はやく行くぞ」

先生は私の腕を引いて立たせた後、そのまま私の手を引いた

「行くって、どこに?」


銀八「どこって、準備室だろうが。お前のプリント、まだまだ残ってんだよ」


うわっ、面倒なんだけど。というか、私結構やったと思うけどなぁ。



というか…



「先生、なんで私の顔を見ないんですか?」


そう。



さっきから、私の顔を見ない先生。

確かに、驚かされたときは私の顔を見てたけどそのあとは一回も見てくれない
私を引っ張って歩いているからしょうがないんだろうけど…。



「先生、なんか怒ってません?」



銀八「…怒ってねえよ」



いやいや、絶対怒ってるよこの人!!←
だってわかるもん!!私天才だから!!←


先生の声色は、明らかに不機嫌さを醸し出してる。

私、怒らすようなことをしたかな?



銀八「ほら、入れよ」


考え事をしてるうちに、目的地についてしまった

「失礼します」

入ると、もう私のやるプリントが置かれていた

私は席に着いてプリントをやる




うーん、正直に言おう




ものすごく、気まずい。



先生は、不機嫌ですオーラがむんむんだし。あと相変わらずこっちを見ない


とりあえず、謝った方がいいのかな?
このままはさすがにやりにくい…。


「えっと、せ、先生」


銀八「ん」


「その、よくわかんないですけど、すみませんでした」


銀八「は?」


先生は驚いた顔でこちらを見る

やっと、見てくれた…

「私が何か悪いことをしたなら、謝ります。すみません」


そう言って、頭を下げた。
すると…

銀八「別に、お前は何も悪くねぇよ」

私の頭にそんな言葉が降りかかった

俺らしくねぇ…→←クラスの人って、意外といい人!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
28人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 坂田銀八
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

スー(プロフ) - ありがとうございます!頑張りますので気長にお待ちください! (2017年4月6日 20時) (レス) id: 108d5b440b (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - 面白いですね!これからも更新頑張ってください (2017年4月6日 20時) (レス) id: 9613c7c3d9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スー | 作成日時:2017年3月4日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。