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話さなきゃなんねぇ。 ページ19

銀八side



Aが神楽たちのところに行ったのを見送った後、俺はAのやったプリントの採点をしていた


ほんと、世話の焼けるやつだな。授業に出ればいいものを…



あいつに何があったのか、正直気になる。でもあいつに無理せるわけにもいかねぇし…

銀八「待つしかねぇってわけか」


あいつの苦しんでいる姿を見て俺は守ってやりたいとほんとに思った

でも、あいつは生徒で、俺は教師。

銀八「どうしたもんかな」

ほんと、わけわかんねぇ

?「坂田先生、いらっしゃいますか?」

俺の思考は一つの声で、中断することになった

銀八「いますが、何か?」


「失礼します」と言って入ってきたのは、数学担当の内田先生だった



内田「坂田先生に言いたいことがあるんです」

銀八「何すか?」



内田「坂田先生…好きです」



は?


冗談だと思った。でも、内田先生は明らかに本気で言っている



銀八「すんません。俺、ほかに好きな奴いるんで」


内田「私じゃダメなんですか?」


銀八「ほんとにすいません。俺はあいつがいいんですよ。まぁ、報われないと思うんですけど
それでも俺は諦めるつもりはないんで」


俺は、正直に言った。俺は“あいつ”しか考えられない。無理なのもわかっちゃいる。
それでも俺は、自分の気持ちに嘘つくことなんてできやしねぇ。


それを聞くと内田先生は「そうですか」と言い、準備室から出ようとした

すると、


「あっ」
内田「あら?」


そこには、Aの姿があった

あいつは明らかに動揺した顔で「えっと、なんか、すみませんでした!!」と言って
走っていった


銀八「おい!!!A!!!」


俺はAの名前を呼んだが、あいつは無視して行ってしまった


内田「あの、坂田先生。もしかして、あなたの好きな人ってあの子ですか?」


銀八「は?何言ってるんすか?」


俺はなんでわかったのか理解できなかった。

俺はそんなにわかりやすくねぇはずなのに…

内田「あの子なんでしょう?あなたの好きな人って。あの子が私たちの話を聞いてたってわかった瞬間、先生、焦った顔してましたから」


困惑してる俺に、内田先生は「絶対にあきらめませんから、先生の事」と言って準備室から出て行った


どうしたらいいんだ…。俺はもうわかんなくなっちまった。



とりあえず、あいつと話そう。

俺は、誤解を解こうと思った


動揺してる俺は気づかなかった。










Aが泣きそうになっていたことを…。

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スー(プロフ) - ありがとうございます!頑張りますので気長にお待ちください! (2017年4月6日 20時) (レス) id: 108d5b440b (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - 面白いですね!これからも更新頑張ってください (2017年4月6日 20時) (レス) id: 9613c7c3d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スー | 作成日時:2017年3月4日 10時

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